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死刑台のエレベーター

初日に見た時は余りの出来にショックが大きく、もう一度ゆっくりと考えて見たくて、深夜家族が寝てから密かに又オリジナルを見直しました。

まず忠実なリメイクと言う触れ込みでした。
その通り細部までかなりそっくりに作られています。
只、50年前のパリと現代の日本では設定が難しいです。
いっそ大胆に作り変えた方が成功したのではなかったでしょうか。

結局オリジナルに忠実に!にこだわる余り消化しきれず中途半端な印象を与える作品になってしまったかと思いました。

余計な事が多すぎました。
夫は拳銃を突きつけられ高額の小切手を渡し、ついでに妻も持って行けと言います。この時点で殺人の動機が無くなっちゃうんじゃないかしら。

5時半でビルの電源がすべて落とされる事を秘書の口から何度も言わせています。それなのに何故階段を使わないのか説明が無い。

若い二人の方ですがこちらは相当変えています。何故27歳の警官なのか。
赤城・・・なんと言うネーミング!
警官にして銃を奪われ取り返す為に事件を起こすのなら何とかわかりますが
拳銃を取り返す為に追ったのか元の女を追ったのか判らない、女の存在は要らないですね。その方が刹那的、衝動的な行動がはっきりするのでは無いでしょうか。
その為には27才の年齢設定が高すぎませんか。
警官になったばかりの22才位なら何とか幼すぎる行動が納得出来るけれど。どうせならオリジナルどおり20才そこそこの何も考えていないちんぴらにすれば良かったのに。

結局このリメイクの話を聞いた時真っ先に思った事がその通りになった映画でした。ジャンヌモローとマイルスデイヴィスの音楽!その両方が無い「死刑台のエレベーター」なんて。

吉瀬さんでは荷が重過ぎました。
ジャンヌモローと比べては酷でしょうが、比較しなくても一寸ひどすぎです。容姿が良いだけでは良い俳優とはとても言えませんね。
阿部さんもそう、二人の間に愛し合っている切羽詰った感情が全く感じられません。これだけでもう見ていて白けてしまいます。

北川さんの演技にも批判があるようですが、恋人が好きで他の事は何も見えない頭の弱い女の子。私はこの映画で唯一納得出来たし、北川さんも良かったのでは?

玉山さんは・・・最善を尽くした満足感があるので雑誌の取材のコメントになったのかと思いました。但しあの設定&演出の中でですけれどね。
お疲れ様としか言い様が無いです。
見ていて私も疲れました。

それでもまだ玉ちゃんを「愛してる」のでシビアに見られない私。
お願い!努力が報われる作品に出て下さいませ。

「ノルウェイの森」も「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」を見た限りでは演出が?なので期待出来るかどうか疑問ですし、こうなったら好きな原作では無いけれどフツーの青年を演じる(らしい)「星守る犬」を待つばかりです。

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