二人の「玉」さま・・・「いいとも」を見て・・
昨日の「笑っていいとも」
なんて素敵だったでしょう。
出る前はまたスゴイお衣装では・・トラン監督のお供って?・・と心配していましたが杞憂でした。
私の好きな玉山さんはもう戻って来ないのかと半ばあきらめかけていたので嬉しさいっぱいです。
幻を追っていたのではないことがわかって本当に嬉しい。
普通にしていればこんなに格好良いのに・・
若くてりこべんの大ちゃんが大人になったような感じでした。
特に監督の演出について「肘の位置」の説明の時、手の動きの綺麗な事に見惚れました。
流石監督が大勢会った役者の中で一番セクシーと言われただけのことはあります。
こうして静止画像にしちゃうと魅力半減ですね。やっぱり映画で見たいわ。
私、ビジュアルのことばかり言ってますね。
玉ちゃんに又叱られそうですが、美しい事は大事ですよ。夢を売るお仕事なんだから。
美しくっても演技の裏打ちさえあれば正当に評価して貰えます。
もうある程度そうなって来ているのではないかしら。
今世間を賑わせている成田屋の御曹司、
それ自体に興味はないけれど、2ヶ月続けて代役が嬉しい。
南座の代役は仁左衛門さん、かって孝夫・玉三郎と言う素晴らしく美しいコンビで圧倒的な人気でした。。
仁左衛門襲名の時の助六と揚巻の絢爛たる美しさは今でも目に焼きついています。
その再現でしたが関西までは見に行かれずすごく残念でしたが、
でも1月の公演の代役が玉三郎さんと言うではありませんか。
しかも演目が阿古屋(壇浦兜軍記)。チケットは今からは取れないものと思っていましたら前のチケットは払い戻しで新しく発売するそうでこいれも何と嬉しいこと。がんばってゲットせねば。
阿古屋は10年くらい前になるでしょうか、国立劇場で通しを観ました。
花道の近くの席でその美しさを堪能しました。
女形の大役といわれ、舞台で琴・三味線・胡弓を演奏する難役ですが、ただただ美しさに圧倒されたものでした。
でも何も考えずに美しさに酔う事が出来たのは確かな芸の裏打ちがあってこそです。
単に美しいだけでは観るものを酔わせることは出来ないはずですね。
その玉三郎さんも若かった頃は劇評家の受けは良くなかったようです。あまり美しいので「それだけ」と見る人が多かったみたいですね。でも今はどうでしょう。美しさはそのままで押しも押されぬ女形の第一人者です。
つまり何が言いたいかって・・・
天性の麗質はそのまま、演技で正当に評価されるようにめげないで頑張って欲しいのです。
演技力を問われる「普通じゃない役」もそれは素晴らしいけれど、正統派の2枚目(死語?)の主役も見たいのです。
職人でありたいとか、脇役でとか、志は立派ですがまだ30の若さで少しトシヨリじみてない?
ごめん、言い過ぎたかしら。
国立劇場の「阿古屋」から
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コメント
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いいともの玉ちゃん、本当に素敵でしたね!衣装と髪型ってやっぱり重要!
私も「肘の角度」の説明をしている動きの綺麗さに見惚れました。何度も繰り返して見ています。菜の花さんの素敵な写真を見て、また興奮してます。
このまま美しさを捨てず隠さず維持して、素晴らしいお芝居が観たいですね。
投稿: ゆき | 2010年12月15日 (水) 22時26分
ゆきさん
コメント有難うございます。
トラン監督の言われたとおり本当にセクシーでしたね。
ご本人がなんと思おうと私は綺麗な玉ちゃんが大好きです(笑)
アルマ、忠臣蔵と「フツー」の役が続いて楽しみです。
又遊びにいらして下さいね。
投稿: 菜の花 | 2010年12月16日 (木) 01時30分