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2011年12月

2011年

もうすぐ2011年も終わります。
今年の玉山さんはファンとしてしては物足りなかった年でした。
主演作品が1本も無い・・・それはまあ良いとして映画2本、TV2本と4作品だけですもの。
その上一番良かったのがお付き合い程度の出演「阪急電車」と言うのもねえ。

星守る犬
作品としては、コミックの映像化は難しいのはわかるのですが少々難ありだったですね。
奥津の視点での進行は良かったと思うし玉山さんも彼の持ち味の一つである優しさが良く出ていて良かったけれど。
あれこれいじらずに原作を素直に映像化すれば良かったのでは、
特にお父さんが何もかも失くしてしまう過程が説明不足で一部の方の共感を得られなかった一因でもあるかなと思います。

脚本、演出次第でもっと良いものになったでしょうに、玉山さんが良かっただけにとても残念な作品でした。

阪急電車
この「えっちゃんのお馬鹿な彼氏」は良かったですねえ。
小説でも登場人物の中で一番好きな役でした。
人柄の良さが出ていて良くぞ彼にこの役をふってくれたものと感謝したいくらいでした。
只出番が少なすぎです。
特に二人の出会いの塚口のナンパの所は入れて欲しかったです。
いつも思う事ですが原作を先に読んでしまった場合、製作者と好きなシーンの好みが違ってもどかしい思いをします。
言っても仕方のないことですけれどね。

BOSS2
感想は・・・無かったものにしてしまいたい番組でした。
それはまあ玉山さんらしい素敵な所は無かったとは言いませんが、見ていて恥ずかしくなるようなシーンが多すぎて。
おまけにこのクレ順、CXさんもあんまりな扱いじゃありませんかしら。

造花の蜜
これも期待はずれな作品でした。
感想はその都度書いていますので省きますが、期待外れでがっかりでした。
これは玉山さんのファンだからそう思うのであって世間の評価とは違うかも知れないのですが、檀さんに悪女は似合わないせいか主演の二人より玉山さんと国仲さんの方が格上に見えてしまう・・・キャストのバランスの悪さも見ていて居心地の悪い気分にさせられた一因だったかと・・・これも脚本、演出次第で洒落た作品になったと思うと凄く残念でした。

このドラマの3話が終わった時点で蓮城ファンの知人と話していて気になる事を言われました。
「知名度、人気も今いちだから主役は無理だろうし脇もこのような役にはもう若くないし、中途半端でこれからかなりきついんじゃないか。ファンだからそうは思わないだろうけれど」

最近私自身少し気になっていた事もあってかなりこたえました。
確かにこのようなポジションの役には存在感がありすぎて無理かも知れないし、最近お仕事の話がないのは使いにくい年齢になってきているんでしょうか。
そうでは無いと思いますが、難しい年になって来ているのは確かでしょう。
何とか無事乗り切って大成して貰いたいです。

来年が良い年でありますように。

造花の蜜~最終回

最終章をどう描くか気になって玉山さんも出ないのに見てしまいました。

うーん、こう来たか・・・

小説では橋場警部も地元警察も全員偽者と言う真相でしたが、ドラマは橋場が蘭の働き蜂になってしまうと言う落ちにしていましたね。
それも蘭に誘惑されてはでなく、蘭と橋場は高校の同級でその頃の「自分より頭脳の優れた者がいたらその僕になる」との橋場の言葉から約束どおりになった、としています。

橋場も偽者と言う事は小説では成り立っても映像化された場合どうするのか
そこに
興味があって見たのですが一寸安易な解決に過ぎはしませんか。

これはこれで面白いと思われる方もあるでしょうが、私には頂けませんでした。
やはり小説の「警察全員が偽者」の方がずっとimpactが強い。


3話まで結構シリアスな進行でいたのに最終回でトーンが変わってすっかり安っぽくなってしまっています。

小説もドラマも、第一の事件がダミーで本命は第2の事件で終わった方が面白かったのではなかったでしょうか。

最もこの脚本家さんは「おひさま」でも後半の失速振りはひどかったからこうなっても仕方ないか・・・

それにしてもWOWOWに再加入してまで見た期待のドラマでしたが・・私には全く面白くありませんでした。
何度も言うようですが主役に全く魅力が感じられないのも大きかったです。

BOSSのあと今年はこれ一作かと思うと何だかさびしいです。
もう少し見ごたえのある作品に出て頂きたいわ。

最後に蛇足ですが、推理小説で捜査に当たる警察官を犯人にしないと言う不文律が以前はあったようですが、かなり前からOKになって来ているのですね。いつ頃からそうなったんでしょうね。

でもこれはドラマですからいずれにしても関係ないか。

やはり・・・・造花の蜜第3話

ほんの少しでも期待して損しました。

相変わらず緊張感の無い演出としまりの無い話運びの脚本。

大体川田の話は小説では3部構成のメインになっていますが、ドラマの扱いは中途半端で説明不足ですね。

もう少し川田の生い立ちと父子の関係を書いてくれないと。
あれでは単に女に誘惑された若い男のお話でしかないじゃないですか。

3部とも継母と子の話になっている所も無視しちゃってるから、橋場のセリフ「圭太親子に自分の境遇を重ね合わせ云々」も今一つ効いてこないです。

ドラマと原作は別の物でも大事なところは押さえて貰わないとと思います。

予告で見る限り最終章の「橋場」は「橋場」のままのようだし、原作を変え過ぎですね。

私は最終章は無い方がすっきりして面白かったと思っていますが、
ドラマとして最後迄やるのなら折角作者が仕掛けたtrapをあっさり無視してしまって良いのかと疑問に感じます。

でもそれこそ予告はtrapで原作どおりの展開になるかも知れないので、玉山さんは出なくても最終回迄見る積りです。

ファンの方の間で玉山さんの評判は良いですね

一人だけ違うので益々落ち込んでます。
何か若さが感じられなく魅力半減でしたから。特に家出のシーン。
もう一寸体をしぼった方が良いわ。
どんな玉山さんでも良いと言えないところが怖い。
気持ちが離れかけてるのでしょうか。
これこそ愚痴ですね。

一瞬だったけれどとても好きな表情でした。
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愚痴です~造花の蜜2話

造花の蜜の2話を見ました。

いつもの事ですが原作とドラマは別の物と思っても原作の雰囲気をドラマにも求めてしまう私が悪かったようです。

1話では誘拐サスペンスと謳いながら緊張感の無い展開に失望しました。
2話に入れば蘭と川田の話の描き方次第では面白くなるかと期待したのですが、
相変わらずで残念です。

川田の出番は次の3話で終わりそうですし第二章の(と言ってよければ)クライマックスになるはずですが期待を持って良いでしょうか。

ドラマも玉山さんも評判は良いですね。
何だか自分だけ見方が違うようで余計テンションが下がりっぱなしです。
自分の中だけで解決できなくてここで呟く事にしました。

以下本当の独り言です。
特に主役のお二人のお好きな方は此処でおやめ下さいませ。

脚本にも不満ですが一番感じた事はキャストのバランスが悪いですね。
檀さんはお綺麗ですが、主役のオーラが私には感じられません。
田辺さんは・・・好きな俳優さんだしお上手とは思いますが、大変失礼ですがドラマの要となるこの役は一寸家賃が高いんじゃないかと。
出ている場面すごく退屈でした。

言い出したらきりがありませんが、まあTVのドラマとしては良い方なのかも知れないですし、玉山さんが出ているだけで過度に期待した自分が悪いのでしょうね。

映画「銀色のシーズン」で感じた事と同じになりますが、このようなドラマでこのようなポジションの玉山さんはもう見たくありません。

そう思うとファンでい続ける事は難しいかな。
言いたい事を言って少しすっきりしました。

4話に玉山さんのお名前が無いようですが最終章をどう描くか、又最終章の「橋場警部」を誰が演じるのか気になるので最後迄見てしまうでしょう。
3話以降を見て評価が変わる事を願っています。

どうぞ私が悪かったと言わせて下さい。

3話の予告から

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帽子の再々々放送

昨夜チャンネル銀河で帽子の再々々放送がありました。
再々々で良いんですよね。
2008年8月の本放送、同年11月緒方拳さんが亡くなられた時の再放送、そして芸術祭で受賞した時の2009年2月の再々放送と3回。
この3回目の時に始めてこの作品を見ました。
演技者としての玉山さんを見たのもこの時が始めて。

以後延々と玉山さんに嵌りっぱなしになった記念すべき作品です。
何回見たでしょう、何もかも憶えてしまうくらい見ました。

昨夜録画だけしておく積りが、どうしてこんなに惹きつけられるのかずーっと考えながら又見しまいました。

胎内被爆の問題を取り上げていますが母と子の年齢を考えると戦後63年のこの年がぎりぎりでしょうね。過去の出来事としてなら別ですが。
戦争のせの字も無いのに庶民に与えた戦争の痛手をくっきりと浮き彫りにしていて企画は勿論、脚本・演出・俳優すべて文句なく良いドラマでした。 

そして玉山さんです。端正な容貌で格好良いのに、ドラマの進行を待たずにちらつくどこか不幸せそうな影。
一寸儚げな透明感のある彼の持ち味が生かされた良い役作りでしたね。

緒方拳さんとの雑誌の対談を読みましたが二人とも続編を作りたいと語っていました。
吾郎が帽子屋をついでいてと言う話から緒方さんが「仏壇にボクの写真があって」と冗談を仰っていたのが今は切ないです。
でも見たかったですねえ、続編。

この前後は良い作品に恵まれています。
この前が「カフーを待ちわびて」、後が問題一杯だったけれど知名度UPに大きく物を言った「天地人」、そして「ハゲタカ」。

この後これと言った作品が無いのが気になります。
未だに代表作がハゲタカでは少し悲しいですもの。
彼を生かす良い企画が無いものかしら。

会報や雑誌のインタビューなどを見るとこういう役をやりたいからと積極的には動かないようですね。
それでいいのかしら、はたで見ていると本当にもどかしく感じるんですけれどねえ。

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「武田家の滅亡」~

この所景虎さんにすっかり嵌って中々抜け出せません。
勿論玉山さんをイメージした景虎ですが。

そして伊東潤作「武田家の滅亡」。
景虎さんも出て来ます。
作者が「北天蒼星」と併せてお読み下さいと言っている作品です。
確かに併せて読むと武田と上杉、そして北条。
一つの歴史を表裏から見る面白さがありました。

長篠の大敗北後の武田勝頼に北条氏政の末娘が(この作では桂と言う名を付けられています)継室として輿入れするところから始まり武田家滅亡迄が語られています。

合戦の経緯だけでなく他国との関係、財力の事なども丁寧に描かれていますが、桂が実際の主人公として書かれているのでどうしても女性へ関心が向いてしまいますね。

桂は幼い頃から異母兄の景虎を思慕していて彼が上杉家に行く時に貰った匂い袋を大切に持って輿入れします。
武田家に溶け込もうと努力しながらも景虎の消息を気にする桂を通して上杉家の動向も語られています。

そして次第に夫である勝頼に心を開いて行き景虎への気持ちは憧れだったと気づく終盤、この匂い袋が効果的に使われています。

最後は北条に帰って生きる道もあったのに夫と共に死ぬ事を選んでいます。
景虎の妻もそうでしたが、全く家の為の結婚だったのに愛情が育まれていたのだと思うと悲劇的な最後ではありますけれど何とはなしほっとする思いもあります。

景虎の一生を描いた「北天蒼星」に不満があったのは余りに景虎に心を奪われて思い入れが強すぎたせいかも知れません。
その点武田家には何の思いもないので結構面白く読めました。

史実の表裏と言えば永井路子さんに「姫の戦国」と言う作品があります。

京の公家の娘に生まれ駿河の今川氏親に嫁ぎ今川義元の母となった寿桂尼を主人公とした作品です。

若くして夫が戦死、以後今川家を支え続けた半生を描いています。
今川家と言うと織田信長の桶狭間の戦いや徳川家康が人質として幼少時を過ごしたあたりしか関心がなかったのでこの作品に出あった時はかなり興味深く読んだものでした。

義元の妻は武田信玄の姉、娘は信玄の長男義信の妻です。
又妹は景虎の父北条氏康の嫁いでいます。

それぞれ婚姻、養子縁組等で同盟を結び均衡を保っていたのですね。
かなり危うい同盟関係ではありますが。

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