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炎の蜃気楼と玉山さん

5月3日は小田原で北条5代祭りがあります。
時代行列などを中心に中々華やかなものです。
ずっと小田急沿線に住んでいるので何度も行っていて今年も行く予定でしたが残念、お天気が悪いようです。

小田原は景虎さんの実家ですが武田家へ行ったのが本当なら幼い時しかお城には居なかったのでしょうね。
帰ってからはすぐお寺にやられ、それから大叔父幻庵の婿になって上杉へ行くまで小机城にいたのですから。
小田原を中心に北条氏関係の史跡はとても多いのですが景虎さんの所縁は小机城址と早雲寺くらいでしょうか。

先日伊東潤さんの小説などを取り上げましたが、景虎さん主人公の本では桑原水菜さん作「炎の蜃気楼(ミラージュ)」があります。
内容は一部ではかなり有名なのでご存知の方も多いと思いますが景虎の生涯では無く死後の霊となって換生して後の事の物語です。

本編の時代は現代、戦国時代の武将が怨霊となって蘇り闇の中で戦いを繰り広げる中々壮大なお話のようです。
BLの要素でも評判らしいです。 

主人公は景虎、謙信の命で400年間、4人の家臣と共に換生を繰り返し、怨霊調伏の使命を遂行して生き続けて来て今は高校生に転生しています。

私はこの景虎主人公の作品を「天地人」が放映され話題になるまで読んだ事がありませんでした。本を読むのが好きで読んだ本はかなりの数になりますが嗜好がかなり偏っているからなんですね。                                                                                                                                                   

この本に出会う前に景虎さんに興味を持ち、更に玉山景虎を知ってから読み始めた私には高校生景虎に馴染めなくて数冊でダウンしました。

只、あとから書かれた「邂逅編」は景虎の死後数年の時代で何故景虎が蘇って霊を浄化させる事になった発端からの話でこちらの方がファンタジーとして読みやすかったです。

御館で怨みをのんで死んだ景虎が死後怨霊となって越後を脅かしているのを謙信が折伏(この言葉が適切かどうか判りませんが)この世に溢れる怨霊たちを浄化する役目を与えます。

その景虎に従う謙信が選んだ4人の武将の中に直江兼続の先夫で御館の乱で景勝方についた直江信綱がいてBLの愛憎劇が・・・と言う事になります。

その導入部や御館の乱で死んだ女達を題材にした「琵琶島姫」など中々面白かったですね。

特に最初鮫ケ尾城の跡で怨霊となった景虎が幸せだった頃の妻と息子の夢を見る場面は切ないものがありました。
天地人の中の玉山さんと相武さんの仲睦まじいシーンを思い出してなお切なかった・・

5冊目でしたか、作者がちょうどその項を書いていられる時に天地人が放映されていて後書きで触れられているので一寸引用させて頂きます。

「日曜8時の聖域にあんなに堂々と上杉景虎、直江信綱の名が・・・私は夢をみているのではないだろうかと言う気になりました・・・(最初の作は20年も前に発表されています)

何度も言うようですが玉山鉄二さんの景虎は本当に美しかったですね。劉一華も美しかったです。こんな素敵な方に演じて貰えて景虎公もさぞ喜んでおられるのではないでしょうか~」

私も何度も言いますが、美しさで人を感動させる事も出来るのですよ。
美しさを棄ててはダメですよ!

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コメント

「炎の蜃気楼」の作者の方はかなりの先見の明があるのかもしれないですね。
「天地人」が大河ドラマでブームになり、「歴女」が流行語になる約20年も前に、上杉景虎を主人公にした小説を書いたのはお見事(喝采)。
大河ドラマファンの大河談義で、「次に主人公になれそうな戦国武将は誰か?」と言うテーマで何人か有力候補の名前が挙がります。実は今世紀の大河作品では天地人以外の、「男性1人が主人公の作品」は、なぜか総じて平均20%未満になる傾向です。
仮に真田幸村が大河の主人公になっても、天地人を超えるのは難しいと思います。
戦国作品でも幅広い世代の視聴者の支持を得るのがなかなか容易ではないので。
ジャニーズタレントが主演でも歴女目当てでは、支持の広がりに欠けると個人的に思います。
私も小田急線を利用して大学に通学したんですが、もうじき世田谷区内の線路が地下鉄化されますね。約20年前までは同区内は高架複々線ではないので、朝はダイヤの遅れが当たり前だったとか。それに急行は平日の昼間でも満員でしたね。
あいにくの大雨で行列参加者も災難ですね。俳優で武将などに扮する人はいますか?
デザインは5月らしく新緑ですね。この頃は雨ばかりで新緑らしさがない今日この頃です。

こんばんは
北条5代祭りは雨なので行きませんでした。
実家が小田急沿線で結婚しても小田急沿線にずっと住み続けています。
都心に出るには田園都市線の方が便利なんですけれどね。
景虎さんファンになってもう20数年です。
玉山さんに演じて貰って私も嬉しいです(笑)
大河ドラマは最近の路線を続けるのなら未来はないかもと思います。

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