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クロスファイヤー~片桐琢磨

山川家の兄弟から始まって会津の戊辰戦争関連の本を立て続けに5冊読んですっかり気分が暗くなってしまいました。
悲劇に終わる結果を知って読むのはかなり辛いものがありましたね。

気分転換に読んだのが以前購入していた柴田よしきさんのクロスファイヤー。
花咲慎一郎君も山内練も出て来ない「野球もの」で同じジャンルの「輝跡」が私には今いちだったので後回しにしていました。
これはかなり面白かったです。

NPB(日本プロ野球)に女子選手が入団して男子選手に伍して一軍で活躍すると言うまあファンタジーと言ったら良いでしょうか。

主人公の楠田栞は高校ではソフトボール、大学で野球に転向、独立リーグを経て現在NPBのレオパーズの一軍で投手として活躍中。とは言ってもスタミナの無い女子と言う事で中継ぎか敗戦処理で、戦力より観客動員の客寄せパンダとして使われている・・・

同じチームのアイドル顔負けの可愛い子で女子投手の中で一番早い球を投げる早蕨麻由とはライバルではあるけれど励ましあいながら良い関係でプロ生活を続けています。

料理が得意でお菓子作りの趣味もあり生活面で自己管理もしっかり出来ている、性格も素直な栞ですが野球の天才少女と言われた真由と比べて今一つ自信が持てなくています。

栞自身は気がついていませんが宝塚の男役のような、又一時人気があった女子プロレスのビューティペアのような魅力があって女の子達に人気があるんですね。

年頃の女の子らしく同じチームの二軍キャッチャー高梨康平と付き合っています。康平は同期入団だけれど高卒ルーキーなので4才年下。
結婚するのかどうするのか揺れています。

プロとしての実力も容姿にも自信が持てない栞ですが、その素質に目を付けたかっての名投手雲野が臨時コーチとして入団して栞を個人コーチする事になります。

女性には無理と思われている先発ピッチャーへ育てたい雲野は素質はあるのに闘争心に欠ける栞を厳しく指導して行き、その仕上げとして雲野の後輩でFAを利用してメジャーに行くのではと噂のあるライバル球団の花形キャッチャー片桐に引き合わせます。
栞が先発投手になった時の女房役になるために雲野の依頼で移籍して来ると言う・・・

片桐は真由が大ファンで彼女によると「プロ野球唯一の残された独身、二億円プレイヤー、超イケメン」「対戦したらうちの選手全員にキャッチャーフライ打ち上げて欲しい」
その彼がFAを行使して移籍してくると言う、しかも金銭面を度外視して栞の為に。

このお話は栞が主人公だけれど、その世界で一流の素敵な男二人が栞に夢を賭けるお話でもあるんですね。

物語は片桐が移籍して来る所で終わっています。
半年後女性初の先発ピッチャーの登板は・・・
勝利して片桐とマウンド上で抱き合う姿は見られるのか・・・
きっとそうなると思って読み終えました。

甘いかも知れませんがそんな結末、好きです。

栞と片桐二人だけのバーでの話し合いは中々良い場面ですが、栞が今までに会った中で「もっとも美しく精悍でセクシー」数時間も隣に座っていたら真由の言うように「背骨が溶けてしまう」。

その片桐の名が琢磨なんですよ。
「片桐琢磨」

初出が2010年ですから作者が「BOSS」をご覧になって玉ちゃんのイメージで書かれたのかななんて思っちゃったりして。
だって「綺麗な目。形が良くわずかに女性的。奥二重で切れ長で睫毛が長い」
「苦笑いすると目元が少し下がって愛らしい」
なんて書いてあるんですもの。
本筋で関係ない所でしっかり楽しんでしまいました。

栞が初勝利した瞬間マウンド上で抱き合うのは玉ちゃんと「誰」?
178cm、67kg、宝塚の男役のようって誰かなあ。

何でも玉ちゃんに結びつけちゃう私の脳内はどうなっているのかしらん。
でも玉ちゃんについてこんな馬鹿な事を話し合える友人がいないのでお喋りする為にブログを持ったようなものなのです。

玉ちゃんと二人だけで座っていたら背骨まで溶けちゃうかしら・・・でもポケットにハムスターが入っていたら・・・

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コメント

こんばんは。
すごいですね~。片桐琢磨とは!
偶然ってことはなさそうですよね。
作者のお名前、もしかして男性??って思ったのですが、
女性でしたね。ホッ。

情報がなくて淋しい毎日なので、菜の花さんのブログで
一緒に妄想して楽しませていただいています。

ゆきさん こんばんは
片桐琢磨には吃驚でした。
最初広島の街で真由と二人で偶然見かけるシーンで登場するのですが
何気なく読み進んで「あれれ」と又戻ってしまいました。
偶然じゃないと思います。思いたい(笑)
柴田よしきさんの本は大好きで全部持っていますが
「緑子シリーズ」特に番外篇の「聖なる黒夜」に出てくる「山内練」・・・確か「原作と映像化」「ピアノと車」で触れた・・を玉ちゃんで妄想して楽しんでいます(笑)

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