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母。わが子へ 

MBS春のSPドラマ「母。わが子へ」 

夫を亡くし二人の幼い子を育て上げた千勢は東日本大震災で宮城の家を失い東京?の長男崇史の家に身を寄せているが末期癌を患い今は入院中。
崇史はかっては秀才と言われながら出世も先が見え妻の燎子とは仕事にかまけて家庭を大切にしない夫に愛想をつかして家出されています。

死期の近い事を察した千勢の気がかりはは一年以上も音信不通の次男拓海の事。
出来の良い崇史と違って拓海は職も定まらず借金を作って兄に迷惑をかけている・・
千勢は最後に電話で話した時に聞こえた「秋葉原」のアナウンスを頼りに探しに行きます。

再会した拓海は、秋葉原でアイドルイベントで生計を立てている。
母の再婚話に反発して家出をしてきた幼い兄弟の冒頭シーンから、再会した拓海とのシーンを見る崇史の母の愛が出来の悪い弟に傾いているように思えてならない複雑な感情が描かれています。

そして千勢の希望で兄弟はキャンピングカーで思い出の松島へ最後の家族旅行に出かけます。途中お腹に子供を宿し男に逃げられた若い女、雛を同行しての旅が始まります。

とまあ筋を追って書いて見ましたが、筋を追うのは意味がないですねえ。

この旅を通してさまざまな事が語られるのですがどの場面も母と子の思いは心に沁みました。

キャスティングが絶妙でしたね。
母の八千草薫さん、長男の仲村トオルさん、そして次男の玉山さん。
顔が似ているわけでは無いのに親子、兄弟に見えます。
三人とも素晴らしいです。
燎子の紺野まひるさん、雛の朝倉あきさんも良い・・

ちゃんとした俳優さんが演じるドラマはこんなに自然に観る事が出来るんですねえ。

あとで考えると拓海と雛のストーリー展開はええって思うような普通は一寸有り得ない展開なんだけれど無理なく受け止められてしまいました。
おなかの子を産めなくて泣いた雛の気持ちを敏感に察した拓海の優しさを思うべきなんでしょうね。仕事が若い女の子相手なのが伏線になっている?

亡くなったあと母から届いたメール、ずーっと拓海の方を可愛がっていたと思っていた母からの最後のメール
あなただけに送る最初で最後のえこひいき 泣けました。

燎子にメール送信を託して夫婦の仲を元に戻そうとした千勢、何も親孝行が出来なかったと悔やむ拓海の気持ちを察して旅に出たいと言った母の思い。
久しぶりに良いドラマを観ました。

玉山さんはこういう気の良い一寸お馬鹿な役が本当にはまりますね。
あんなに端正で綺麗な顔なのに。不思議な人です。
しかし19才の大蔵さんを見た直後38才の拓海とは・・どちらも良かったですけれどね・・・

一つ不満が。
CMの多さはなんでしょう。
折角ドラマの世界に入っているのに感興をそがれる事大です。
もう提供した会社の製品は買いたくないなんて思ってしまいました。

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コメント

こんばんは。
いつも楽しく読ませていただいています。
八重の桜は分かりやすく作られているのでしょうけど、歴史音痴な私は時々理解できず、ドラマを観た後で菜の花さんのブログの解説により納得していることも多いのです。
いつもながら大変きちんと追われた筋書きには頭が下がります。

今回のスペシャルドラマ素晴らしかったですね!
感想は菜の花さんと全く同じです。
心温まるストーリーで、例え現実離れした展開があったとしてもドラマとして自然に受け入れられる、ドラマらしいドラマでした。
役者さんの演技力の賜物かもしれませんが。

ゆきさん こんばんは
本当に良いドラマでしたね。
脚本、演出、俳優皆良かったです。

玉山さんの出演作品では本当に久しぶりに良い作品だった、と
ほっとしています^^

八重の桜はあの時代がめまぐるしく動いて一寸わかりにくいかもしれないですね。
解説?褒めて頂いて有難うございます。
歴史が好きで本を読むのが好きなのである程度時代背景が頭に入っているだけなのでお恥ずかしいです。
しかし作者の綾野、西島両氏への思い入れが強すぎて八重が置いていかれているのも一寸どうかなと思っています。
折角玉山さんが出ているのですからそこだけでも楽しみたいと思っています。

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