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維新銃姫伝&新島八重物語

「新島八重物語」は講談社青い鳥文庫刊ですから児童図書ですね。
半年も前に発行された、しかも児童図書を取り上げた訳は、
歴史が苦手な友人が「八重の桜」を見ていて登場人物が多い上、時代の動きが今一つよく判らなかった所お嬢さんが借りて来たこの本を読んで年表もついていてとても参考になったと言っていたからです。

早速読んでみました。
幕末銃姫伝と維新銃姫伝を小学生向けにアレンジしてあってとても判りやすく八重の一生が書かれています。
但しあくまで創作ですから八重と大蔵のロマンスなどがあって史実とは違いますが、その点さえ気にならなければ歴史の余りお好きで無い方にはお勧めかも知れません。

維新銃姫伝。
幕末銃姫伝の続編です。幕末銃姫伝は大河ドラマ「八重の桜」の製作発表以前に発行されていますが、これは放送1ヶ月前の刊行です。

前作が会津落城で終わっていたのを受けて開城から西南戦争終結そして大久保利通の暗殺で終わる話になっています。
登場人物をすべてドラマのキャストを宛てはめて読んだのでそれはそれで面白かったです。
落城してから奉公していた女中を頼り、その後日新館での尚之助の教え子の助けで米澤に移り、無事でいた覚馬に呼ばれて京へ行きます。その後尚之助との再会、襄との出会いと結婚がしっかり八重目線で書かれています。


一方藩のその後は大蔵の動向を通してかなり要領よく語られています。
藩主容保はじめ、佐川官兵衛、秋月悌次郎、幼い頃の後のコロネル柴(五郎)など旧藩士達のその後も。勿論新政府になってからの政情なども。

そして創作部分、
八重と大蔵、この物語では双方好意を抱き合っているのね。
佐賀の乱の時覚馬の意を受け江藤新平を説得に佐賀に行っていた八重が戦場で重傷を負った大蔵を助ける場面なども出て来ます。

この二人お互い好意を持ちながら何度もすれ違い結局実る事無く終わります。
最後大久保利通暗殺の知らせと共に大蔵はかつて贈られた八重の銃に山吹の花を挿して送り返して来ます。二人の抱えて来たものの終焉を知らせるために。
俗だとかスイーツだとか批判はあるでしょうが流石藤本ひとみさん、面白いですよ。

何より八重がどういう女性だったか、わかりやすく描かれていてドラマの無個性な八重より数段良かったですね。
又ドラマでは軽い扱いの大蔵さんが八重と共に主役ですから大蔵ファンであり、玉ちゃんファンの私にはストレス解消の一冊です^^

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