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ドラマ八重の桜と山川大蔵

ドラマはいよいよ前半の山場に差し掛かったようです。

八重が主人公と謳いながら半年。会津藩の事情に終始して解説を聞いているような感じでした。
守護職を引き受けてから決戦まで半年かけるのならもう少し色々な登場人物に気を配って書いて欲しかったです。
秋月悌次郎、神保修理、広沢安任、佐川官兵衛、そして山川大蔵。皆魅力ある人々ですが少しもその人間像が生きていない。
八重の人間像を丁寧に書いているのならまだ納得も出来ますがそれも出来ていません。

話の組み立て方が納得行かないんです。
面白いと言う方も多いようですが「白虎隊出陣」のサブタイトルの回で12%の視聴率は何を語っているか、多数の人が面白い、感動すると思えばもっと視聴率は上がる筈、と思います。

山川大蔵の書き方は最も納得行きがたいです。
この時期の会津に関して色々な資料や本を読みましたが、彼は何を読んでも本当に評判の良い人です。敵にも味方にも。
知性も教養も武勇にも優れている。でも武の部分しか見えて来ない。
慶喜が大阪城から逃げた後の城内の混乱の中、会津兵を指揮して無事江戸に帰った事など無視されちゃってますし。
本当にどうしてあんなキャラにしてしまったのか。作者に聞きたいですね。

大体初恋設定って何処から考え出したのでしょう。
家柄が違いすぎるし、大蔵は美男子で八重は美女じゃない。
「幕末銃姫伝」では逆に八重が大蔵に憧れる設定でこの方が自然です。

作者は八重の少女時代のエピとして彼女に好意を寄せる男性を配したかったのか。
それならどうして大蔵を相手にしたのか。
考えすぎかも知れないけれど「幕末銃姫伝」にヒントを得て裏返しに使ったと考えては作者に失礼ですか。
でも大蔵を相手に持って来たのはそうとしか考えられないのです。

それだって何故大蔵が八重に惹かれたのかそれも全く描かれていないのですから。

会津藩消滅後何処まで大蔵さんが出るのかわかりませんが少なくとも西南戦争に出番は無いでしょうね。谷干城が出ないのだから熊本城奪還のシーンも有り得ない。

捨松と大山の結婚で一寸出て終わりでしょうか。

斗南の話で出るようですが多分尚之助がメインでしょうし(今までの尚之助の持ち上げ方から見ると)敵役にしてくれない事を願うばかりです。

実在の大蔵さんが素敵な方なのでこのドラマの大蔵さんは見ているのが辛いです。
殆ど書き込まれていない初恋や熱血お馬鹿さんを演じさせられている玉山さんも見るのが辛いです。

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