« パートタイム探偵~八重の桜intermission | トップページ | 神保雪子他~八重の桜27話 »

八重の桜 第27話 包囲網を突破せよ

第27話 包囲網を突破せよ

タイトルは最初たしか彼岸獅子入城じゃなかったかしら。
とにかく半年、キャスト発表からなら1年以上待っていた回です^^
それは番組の終わりに何分あったでしょうか、待ちに待った身としてはほんの一寸の光景に思えましたけれど。

この回は8月24日、城下にまで敵に攻め込まれた篭城2日目の様子から。

八重は夜回りに夜襲にと男をしのぐ活躍を見せる。
中野竹子達は照姫が城を出たと言う噂を信じて坂下に向かいます。姫は城外に出ていない事を知りに戻ろうとしますが城は敵に包囲されていて近づけない。
萱野権兵衛の陣に頼み込んで参加させて貰い奮戦するのですが竹子は銃弾に当たって戦死。雪子は捕らわれて自刃します。
わかっている事だしこの戦うシーンは余り良い出来とは言い難いけれど、それでも沢山の死を見るのは辛いですね。

城では篭城に備えて次々と応戦していた藩士たちが帰って来ます。
しかし兵の数が余りに足りない。
大蔵がいれば、と平馬は呟きます。敵を一歩も進攻させず無傷なのは大蔵隊だけなんですね。

これは出口のない戦いだとひたすら開城を説く頼母ですが他の重職達に白河を守れなかった責任を問われ返す言葉がなく溝は深まるばかり。

容保ももう恭順の時期は失した、城と命運を共にすると言います。
結局頼母は越後口へ行けと容保に命じられて城を出されてしまいます。

帰城の命を受け近く迄戻って来た山川隊ですが城は包囲されて損害無しでは近づけない。
一兵も失いたくない大蔵は奇策を思いつきます。

城内に季節外れの彼岸獅子のお囃子の音色が聞こえて来ます。
何事かと見守る城内の人達。
敵兵の中を彼岸獅子を先頭に立て兵を従え悠々と行進して来る馬上の大蔵さん。
格好良かったわ!
(お芝居なら待ってました!の掛け声がかかる所ですね・・・・失礼しました)
味方だ!会津兵の入城だ!門を明けろ!と城内は沸きます。
敵と間違われ撃たれ無いため会津独特の彼岸獅子を使った大蔵の奇策でした。

沸く人々の中雪崩れ込んでくる大蔵隊。
先頭に立った幼い彼岸獅子は以前獅子同士の喧嘩の際に八重と大蔵に助けられた小松獅子の子供でした・・と此処でちゃんと八重の出番があるように敷いた伏線回収です。

この大胆な敵中突破が成功したのは政府軍が多くの藩の寄せ集めで指揮系統がはっきりしていなかった事や兵たちの軍服が筒袖だんぶくろとどの藩もほぼ同じだった為などと言われれています。

そう言われているのに大蔵さんの服を何故青にしたのか疑問です。
目立っちゃうじゃないの!
番組後の紀行の絵でも大蔵さんは黒い軍服でしたよ。

そうそう紀行で彼岸獅子を取り上げたのですからこの時の小松獅子のメンバーは全員無事帰村した、と一言あって欲しかったです。

暗く意気上がらない会津軍に久しぶりに明るさをもたらした大蔵の帰城でした。
「お帰りなさい、だんなさま」と出迎える登勢子を思わず?抱きしめる大蔵さん、初めて描かれた夫婦らしいシーンでした。

これで大蔵の初恋設定、もうおしまいにしてくれるのでしょうか。
本当に意味のない大蔵さんに失礼な設定でしたね。

ところで、関係者の方はどう感じていられるのか心配でしたがやはり・・・山川家の子孫に当たる方が「いい加減この設定を何とかして欲しい、いつまでもあんまりですとツイートなさってました。
丁寧でソフトな表現をなさっていましたがあまり良い気持ちはなさってなかったのでしょうね。

私の曾曾祖母(曾もう一つかな)は砲術家で有名な家から来た人で曾祖母から話を聞かされたものでした。
つまりこの時代ははるか昔の話ではなくかなり身近な近い過去なんだと言いたいのです。
作家はごく近い時代に生きた方達を取り上げているのですから「私」の部分を書く時には心して貰いたいとつくづく思った事でした。

いつも同じ事で気が引けますがこのドラマ、端折る所が多すぎます。
包囲されてかなり絶望的な状況になっているはずなんだけれど、八重の周囲の戦闘しか見えず。
各地での藩士達の戦闘場面は殆どなく、何故女と子供が戦闘に駆り出されるのか説得力がない。
日光口の山川隊の戦闘振りも全く無視。だから大蔵が戻ればの平馬の言葉も唐突だわね。
篭城するため呼び戻される説明もない。

組み立て方下手なんだなあ・・と。
緊張感とか悲壮感とか薄すぎるんですよね。

忘れるところでした。大蔵帰城の際、藩主父子は黒金門(正門)まで出て労を労ったと言います(会津戊辰戦史)。

今回の容保さん、全くの無視はないんじゃない!上に立つ人として最低です。
もしかしたら次回お褒めの言葉があるのかも知れないけれど、その場にすぐ来なければ意味ないわね。

入城後の大蔵は戦っている時の阿修羅のような形相から一転、穏やかな良い表情でした。
久しぶりに見ているこちらもほっとしました。
戦闘中の大蔵さんは顔芸とかなんとか揶揄されているけれどこれはこれまでどれだけ苛烈な戦闘をしていたのか一切描写が無い中せめて表情でしか表現出来なかったんじゃないかと。

さあ、お楽しみは終わってしまいました。
これから見続ける元気があるでしょうか。

O29a  O35a

O30a  O31a

« パートタイム探偵~八重の桜intermission | トップページ | 神保雪子他~八重の桜27話 »

八重の桜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« パートタイム探偵~八重の桜intermission | トップページ | 神保雪子他~八重の桜27話 »