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八重の桜 第28話 自慢の娘

第28話 自慢の娘

大蔵が兵を連れて無事帰城、一時明るくなった城内ですが政府軍の猛攻は激しくなるばかり。
開城を説いた頼母は城を追われ二度と戻る事はありませんでした。

帰城した大蔵は軍事総督を命じられます。
補足するとこの時平馬は政務総督、官兵衛は城外諸兵指揮です。
官兵衛はともかく平馬は25才、大蔵は23才です。この若い二人が首相と防衛大臣です。
上席家老が死んでしまった為とは言え昔の人は凄い。

八重は落下した砲弾を濡らした布団で押さえ消火します。
砲弾の仕組みを知っているから出来た、いつ爆発するかわからない危険な仕事だと言う八重に二葉や登勢など女達が砲弾の消火を決意します。
大蔵の妻登勢は消火に失敗、命を落とします。
しかし夫が思いを寄せていた八重が教えたこの作業で死ぬ事になるなんて登勢さんには余りな展開だと思ったけれど。作者はどう考えたんでしょうかね。

その「焼玉」押さえを見た容保は八重を呼び砲弾と信管の仕組みなどの説明を聞きます。
覚馬の妹と知って良く似ていると言う容保に八重はお殿様にはお会いした事がありますと、
初のお国入りの追鳥狩の時に声を掛けられた事を話します。
「武士らしく名乗り出たのだから卑怯ではない」
その時からいつか強くなってご恩を返そうと思っていたと。

しかしこの「焼玉押さえ」の働きで褒められたのは八重では無かったんじゃあ・・・
まあすべて主人公の手柄にするのはここ数年大河ドラマの常套手段ですから。
洋式調練、砲術指南だってフランス士官から習って教えたのは大蔵さんなのに尚之助になっちゃってたし。

今回は攻撃に耐えて働く城内の女達の様子が書かれています。
負傷者の手当て、食事の支度等々
その中で八重の指導で敵の不発弾から火薬を抜いてゲベール銃の弾丸を作る作業まで。

そんな八重の姿を見ていた権八は佐久に言います
「一度も認めてやらなかった、女が鉄砲など上手になっても身を滅ぼすだけだと思ってた。しかし鉄砲を学んだ事は間違っていなかったかも知れない・・・」
八重の事を誇りに思うようになった権八でした。

会津軍は窮状を打開する為佐川官兵衛が米澤への道を開く為出撃する事になります。
夜明け前に奇襲を掛ける作戦でしたが。
容保から出陣の酒を振舞われ酔って寝込んでしまい寝過ごすと言う失態を演じます。
この長命寺の戦いですが出遅れた為大苦戦となり大敗してしまいます。
容保の前で「必ず米澤への道を開きます、出来ない時は生きて城に戻らぬ覚悟」と言うのですが負けたけれど生きて戻ってますね・・・敗戦で会津は益々窮地に陥るのですが。

戦闘描写、俯瞰場面が少し出ましたがそれでもまだまだわかりにくいですね。CGを使うのは予算が無い?

それから敵中突破して戻った大蔵さんに大殿の労いの言葉はとうとうありませんでした。
黒金門まで出迎えて労う場面を入れても僅かの時間で済むのに。
作者は容保がお気に入りのようだけれど他でいくら持ち上げてもこのような書き方では容保の器量をが下がるのではないかしらね。

大蔵さまは和やかなお顔も束の間、又厳しい表情になってしいました。
先週の一寸ほっとした一齣をお口直しに。

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篭城戦の若い責任者達。
上席の萱野権兵衛は城の外で戦っていて不在でした。

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