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陽だまりの彼女

観て来ました。

映画の公開から2週間、もう結末は殆どの方がご存知とは思いますが未見の方はご注意下さい、思いっきりネタバレです。

広告代理店の営業マンの奥田浩介はランジェリーメーカーのララオロールとの初打ち合わせの席で中学時代の同級生の渡来真緒と再会します。
中学の途中転校して来た真緒は何をやっても駄目な子でクラスのいじめの対象で庇った浩介も同級生から敬遠され、懐かれた真緒と二人で一緒にいる事が多かったのです。
浩介は3年の時転校、以来10年ぶりの再会でした。
真緒は見違える位美しくしかも仕事にも優秀な女性に成長していて二人は愛し合うようになるのですが。
二人は江ノ島でデートをするのですがその時猫がいっぱいいる古い家に行き猫を抱いた老女に会います。
小学生の浩介が岩場に挟まっていたロシアンブルーの仔猫を助けその子が浩介のお守りを首にかけたまま逃げ出すエピなど大半の人がこのあたりで真緒の秘密に気づくのではないでしょうか。

真緒の会社の先輩新藤は真緒を愛しているようで浩介と真緒の江ノ島でのデートのあとをつけます。自分でも何故かわからないと言いながらストーカーまがいの行動をする新藤さんは一寸ユーモラスです。

浩介は真央の両親に結婚を申し込みますが意外にも賛成されません。
真緒は二人の実子では無く10数年前裸でさまよっていた所を警察官だった真緒の父が保護したのでした。
真緒は保護された時以前の記憶が全く無い「全生活史健忘」と言う病気で結婚にはもう少し慎重にと言う両親。
しかし二人はそれを押し切って駆け落ち結婚をします。父親は電話で報告する浩介に「困った事があったら相談に来なさい」と言います。

新居に必要な品を買い揃えたりペットとして5匹の金魚を飼ったり、二人は幸せいっぱいの新婚生活を送ります。
この金魚ですがいつもビーチボーイズの歌を口ずさんでいる真緒は金魚にビーチボーイズノメンバーの名をつけます。その1匹ブライアンが居なくなる事件もおこります。

そのうちに真緒は体調が悪くなり髪が大量に抜けたり疲れやすくなって横になっている事が多くなります。
結婚指輪もサイズが合わなくなりチェーンにつけて首から下げたり痩せてきます。

会社でも貧血を起こして倒れた真緒を新藤が車で送る事になり何故か実家のある藤沢でなく江ノ島に送ってと真緒は頼みます。此処までで良いと言う真緒ですが心配になった新藤は後をつけて猫屋敷まで行き老女と真緒の話を聞いてしまいます。

その後も体調のすぐれない真緒を気遣った新藤は浩介を呼び出し実は真緒の事が好きだった事を打ち明け、何処まで彼女の事を知っているのか尋ね、最後迄真緒を見守ってやって、と言います。そして真緒の忘れ物と言ってお守りを渡します。

そんなある日隣室の幼い子がベランダから落ち母親が腕を掴んで支えているという事件が起こります。
もう駄目と言う時に1階したの3階の部屋から真緒が飛び出し子供を支えて無事着地します。多少鈍くてももうわかりますね。

その翌日真緒は朝刊を取りに行くと言ったまま姿を消してしまいます。

夢中になって真緒の行方を捜す浩介ですが両親はじめララオロールの新藤など真緒を知って居るはずの人達の記憶から真緒は綺麗に消えていました。
部屋の中からも真緒の使っていた品や二人の思い出の品が次々に消えてしまいます。
思い余った浩介は猫屋敷を訪ね老女から真緒が猫で死期が迫って姿を隠した事を知らされます。
江ノ島の岩場で真緒を見つけた浩介は残りの時間を過ごすのですが。
真緒の存在の無いララオロールで初打ち合わせをした浩介は帰途ロシアンブルーの仔猫を抱いた女性に会います。その女性は真緒そっくりでした。

これが映画ですが原作は真緒が消えてからが全く違います。

夏木マリさん演じる猫屋敷の老女は登場しません。
新藤さんもです。

真緒を失った痛手から立ち直れない浩介はある夕方新宿駅で真緒の両親から道を聞かれます。勿論二人は浩介の事は忘れています。オペラを見に行と言う二人は最近」仔猫を貰ってまおと名づけた事、娘のように可愛い事などを話します。
浩介以外の誰からも記憶を消して行った真緒ですが親の思いだけは全く消す事が出来なかったと言う此処はとても好きです。
そして浩介は真緒の行動などからもしやと思い書店で猫の本を買い真緒の行動が猫に当てはまる事を確認します。
ビーチボーイズのCDも買い真緒がいつも口ずさんでいた「素敵じゃないか歌詞が二人の結婚生活そのままだった事を知ります。

そして帰途ロシアンブルーの仔猫が浩介の足にじゃれ付きます。
その仔猫は足の間に結婚指輪を下げたネックレスをぶら下げていたのです。
その仔猫に話しかける浩介「おまえブライアン喰ったろう」

私は原作の方が好きです。
猫の姿のままの真緒と暮らすのか、九生ある命を使ってまた人に生まれ変わるのか・・・

そして映画ではどうして再会まで10年もかかったのか疑問でしたが真緒が必死に探す様子が書かれていて納得でした。

映画は真緒が消えてからが長すぎて一寸退屈でした。松潤ファンには勿論別の感想があるでしょうけれど。

映画はヒロインが猫と言うファンタジーが許容出来れば楽しめると思います。
べたべたの新婚生活・・・恋愛結婚した人なら何年前の事でも楽しかった事を思い出して幸せな気分になったり、これから恋愛を夢見る若い人達にとっては言わずもがな、可愛い恋物語に仕上がっていたと思います。
松潤は年は行っているけれどオトナになっていない彼の持ち味がこの役にうまく嵌ったのではないか・・そして上野樹里さんはひたすら可愛いです。

そして原作に無い役の新藤役の玉山さん。
何故この役を作ったのかと思いましたが真緒の両親と合わせて話に現実感を出すためかなと感じています。
江ノ島でのストーカーのような行動にはどうなる事かと思いましたが・・・
車の中で浩介に真緒を見守っていてと話す彼、格好良かったです。
結婚してしまったけれど好きだった彼女の事を相手に頼む・・・現実にあのような男性がいたら放ってはおかないわ。

この新藤さんを見たくて2度も観てしまいました。
LINKの高島先生が私には今いちなのでもう一回観たいくらいです。

ただ興行収入がトップだそうですが私の観たシネコンではがらがらでした。
1回目は8日目の日曜の昼でしたが30~40人位。2回目の時に至っては平日の午後でしたが私を入れて7人。2週目でもう一番小さいハコに移動していました。
私の住んでいる地区だけ評判が悪いのかしら。

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