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真田丸 第49回

第49回 前夜

幸村の死、そして豊臣家の滅亡、その前夜が描かれた回でした。
江戸では信之が稲たちの反対を押し切って幸村の説得に出発します。
それでも最後は折れて必ず生きて帰って・・と言う稲の一寸良いシーンも。

大坂では軍議が始まっているものの又も大蔵卿局は城にこだわって反対し続けます。
徳川陣営では、まだ秀頼説得に拘る家康と豊臣の血を絶たねば、と言う秀忠。
このドラマでは家康はまだいくらかは血の通った人間に描かれていますね。
大坂城へは郡山へ移れば兵を引くという徳川からの申し入れがありますが、牢人を連れて行かない事が条件な為秀頼は黙って書面を破ります。
夏の陣の開戦ですね。

4月29日、緒戦で大野治房の軍にいた塙檀衛門が功を焦って突出して討ち死にします。
その遺骸の前に茶々が現れいずれは皆この男の横に並ぶと士気の下がるような発言、このドラマの茶々はやはり死ぬ運命にある、と思い込んでいるような・・・
徳川では居眠りばかりしているような本多正信が又兵衛の調略を提案、失敗しますが徳川方と会った事で味方に疑われ焦る事を狙った策で、相変わらず老獪な正信の見せ場でした。

一方真田の陣に到着した信之ですが都合の良い事に、まだ幸村の調略を諦めない家康の使者として来ていた信尹に同行する事が出来ました。
大坂城で信之は説得を試みます。
父昌幸の熱望した信濃国守にとの好条件にも応じない幸村をなおも説得する信之さん。
好きなように生きれば良い、しかし死ぬな、と。
今度も又必ず助けて見せると言う言葉に呟いた幸村の「そして又14年」の言葉は凄く重く響きました。
そしてせめて酒を酌み交わしたいと言う幸村に信之はこれが今生の別れではない、と去って
行くのでした。

家康と景勝が酒を酌み交わしている場面が入ります。言い訳がましい事を言う家康に景勝はこの戦いに大義が無い事が気になるのでは、と言います。
そして景勝の言葉は「あの男は自分がそうありたいと思っていた人生を生きている」
これを言いたい為のこの場面ですか。

5月6日道明寺の戦い。ここで又兵衛が戦死。
正信の手が成功して焦ってしまったように描かれていました。
木村重成も若江で戦死。兜に香を焚き込めたお話も紹介されていました。
ここで作戦が筒抜けになっている事に気づいた幸村と毛利勝永。
スパイはなんと台所係の与左衛門でした・・・

同日午後誉田の合戦。
道明寺に到着した幸村と勝成隊の伊達勢との合戦です。
殿として引き上げる真田隊を追う伊達勢を幸村が挑発しますが。政宗は何故か銃撃を止め見逃すのです。
以前大坂城で話し合った場面でも甦ったのでしょうか。
心が通い合ったのか幸村は春と子供たちの保護を政宗に依頼。
春は父と共に残る大助を残して娘と息子を連れ伊達の陣へと向かいます。
出迎えた政宗はなんとずんだ餅を勧めるのですが、これは笑う所?
この時の娘は伊達家の重臣片倉家へ嫁ぐのですが、これは別のお話ですね。

そして大阪城では幸村はきりに千姫の供をして城を出るように命じ、その後は沼田へ帰るようにと言うのですが。
きりの言葉は「戻ってきてお上さと最後までご一緒しますよ。源次郎様がいない世に居てもつまらないから」
大坂の滅亡、幸村が死ぬつもりでいる事を知っての言葉でしょう。
その言葉に幸村はきりを抱きしめます。
長い間きりの思いを知りながら最後の最後になって。
遅い!と言うきりですが本当ですよねえ。遅いわ。


でも幸村の胸に抱かれたきりを見て涙が出ました。このドラマで初めて泣きました。
きりちゃん、良かったねえ。
最初は違和感のあったきりですが回を追う毎にしっかり私をとらえてしまいました。
長澤まさみさん、凄いわ!

いよいよ次週は最終回。
登場人物の大半が死んでしまう事を知りながら1年間見続けるのはちょっとしんどかったですね。

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