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雨が降ると君は優しい 信夫の過去など

昨日めぐりんさんから頂いたコメントを読ませて頂きました。

河野流星の存在とその話の鋭く核心をついていらっしゃるのに感心しました。
私は河野の場面はどの話も見るのが辛くて目をそらす事が多くて良い加減に見てしまった事が最後になってとても後悔したものでした。
ご指摘を受けて河野流星の登場シーンだけ各話改めて見直しました。

1話で担当編集者に傍若無人に振舞う河野の話は担当としてそれに耐える信夫の姿なのか、流行作家を夢見る信夫なのか。
2話で信夫の処女作を読む河野。
これは子犬は信夫で親に虐待されていたのを示唆しているのでしょうか。
それではあまりに陳腐と言う信夫の言葉はのちに彩に暴力を振るった時の陳腐な男ですと言う言葉に繋がって来るのでそうなのでしょうね。
どんな環境でも影響されない人間が英雄と言う言葉は信夫がそうありたいと望んでいる姿なのか。

3話で海女の話が出てきます。
病気で潜れなくなり体を売って暮らしている海女。
縁先で爪を切る彼女を見つめる少年信夫の姿が書かれています。
彼女は排水溝で頭を割られて死んでいるのを発見されますが、事故として処理されたと信夫は話します。
それが信夫のママ、と言う河野の言葉が真実なんでしょうか。
夢は抑圧された深層心理、欲求を呈示していると河野に言わせているけれど。
彼女を見る信夫少年の視線が母親を見る目には見えなかったのもそう思えなかった一因です。
それが信夫の過去なら一寸分かりにくい演出だったのではないか、と思います。

4話では文学に対する信夫の姿勢を書いた、と解釈して良いのでしょうか。
そして5話。彩に暴力を振るってしまった信夫が結婚の「病める時も・・・」の誓の言葉を破ってしまった事を後悔をする場面でした。
6話では信夫の心の葛藤を書いています。
愛する男女に別れがあるのは人間だけ、動物のように本能のままに生きれば良い。
人間の愛の定義はナンセンス、すべては無意味、と。
7話・8話はもう触れましたので特に書きません。

ずっと追って見直しましたが、やはり3話の海女が信夫の母と解釈しづらいです。
売春をして生計を立てていて殺されてしまった海女が母親なら、残された信夫はどうやって成人したのでしょう。
大学を出て出版社で編集長にまでなると言う履歴に、私の中では結びつかないんですね。
そして異常とも言える信夫の自己抑制はどこから来たのか。
まだ見落としている所があるのかも知れませんが。
もう一度暇を作って最初から全話見ようと思っています。

このドラマ、色々考える事はありますが、玉山さんに関してはもう何も言う事はありません。
益々先が楽しみになりました。
やはりマッサンの主演がこんなに大きくしたのかもしれないですね。
半年かけて一人の人生を生きた経験は得難いものがあったのでしょうね。
それでもなおまだ先を見ている姿勢の素晴らしさ。
10年、ずっと追いかけて来て本当に良かった、と心から思います。

W817

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コメント

菜の花さん、こんばんは。

信夫の過去については、本当にいろいろな想像ができますよね。
私も河野とのシーンをしっかり意識しながら、ドラマを最初から見直しました。
子犬と少年の話は、信夫自身の話だとのことですが、虐待を示唆しているという指摘は本当なのかどうか。信夫が犬に対して恐怖感を持っている理由が結局分からなかったので、本当に観る人が想像するしかないんですね。
それが面白いところなのかもしれませんが、私としてはもう少し描いて欲しかったです。
河野が海女さんはお母さんだと言っていたので、私も信夫のお母さんだと解釈しました。爪を切ってるシーンがあまりにも母と息子に見えないんですけどね。お母さんが頭を殴られて殺された過去に犬が関係する、信夫の自己抑制が強くなった理由と関係すると想像するしかないのですが…
または全く違う想像ですが、親に虐待されていた信夫が優しくしてくれた海女さんを慕い、結果的に海女さんが殺されたとか…

もう1つ、気になるところがありました。
自宅で彩に、何人と寝たのかと首を絞めるシーンです。その後が全く描かれず、すぐに河野とのホテルのシーンで人を殺してしまった河野の身代わりを申し出るところです。もしかして、彩の首を絞めるところも幻覚だったのかと。
いろいろな想像ができるところが、もしかしたらこのドラマの醍醐味なのかもしれませんね。

本当にこのドラマの玉山さん、ファンを続けてよかったと思いました。犯罪症候群でも思ったと思いますが(笑)
でも信夫役の玉山さんを観た後は、菜の花さんもおっしゃってましたが、他の役の玉山さんを思い出せないくらいの衝撃がありました。

再度お邪魔してすいません。

先程、信夫が彩の首を絞めるシーンも幻覚かと推理したのですが、彩が赤いドレスでホテルの洗面所の水滴が頬に落ちるシーンで信夫の涙を思い出しているので、やはり現実ですね。
首を絞めた後で、河野の殺人の身代わりをする妄想につながったんですね。河野に騙された後の信夫が赤い花びらを投げられながら嘆く様子が信夫にしては激しすぎて違和感があったのですが、あの現実感の無さが最終回で納得できました。

ゆきさん
こんばんは
コメント有難うございます。
見直しましたが、まだ解釈が難しい箇所がいくつかあります。
考えながら見ると何気ないシーンでも訳ありに見えてしまって・・・
でも仰るように見る人が色々な解釈をしてしまうのも作者の狙いなのかも知れないですね。
もう一度最初から通して見てしつこくその都度、感想書いてみようと思っています。

近くにこのドラマについて話し合える人がいないので又コメントお寄せいただけると嬉しいです。
hukuの期限が来ますが延長します。
夫に一つのドラマでそんなに楽しめるのなら安いものだと笑われています。
これは、楽しんでいるのかしら(-_-;)

菜の花さん、わたくしの妄想コメントにお返事いただきありがとうございます(^^)

ゆきさんが想像した海女さんを慕っていた説は私も当初そう思っていました。
でも「パパはひとりぼっちだから」と言う台詞で、天涯孤独だったならやはり死んだ海女さんが母親だったのかなぁと。
彩に妖艶な色気か母性の様な表情があれば、海女さんとの繋がりも見えてきて、わかりやすかったかもしれませんね。
野島さんのドラマは海外ドラマ的だと思います。全部を説明せず、見る側に考えさせる。ここで皆さんの意見が聞けて楽しいです。

私もhuluの視聴継続しました。もっとこのドラマを楽しみたいので。
何度も見ていると、玉ちゃん偏平足になったなぁとか、襟足の毛が尋常じゃない量だなぁとか、彩は髪が抜けるほど弱ってるのに爪が綺麗でやっぱり希ちゃんは女優じゃなくてモデルだなぁとか、余計なことも見えてきておもしろい。
私は逆境ナインで玉ちゃんファンになったのですが、立木信ちゃんは不屈闘志についで嵌った作品です。
また、菜の花さんの感想を楽しみにしてます!

めぐりんさん
こんばんは
コメント有難うございます。

妄想(^^♪大歓迎です!
このドラマ、一筋縄ではいかない所が醍醐味なのでしょうか。
見直していますが、中々ゆっくり見る時間がとれなくて次の感想UPには
もう少しかかりそうです。
めぐりんさんは逆境ナインからのファンでいらっしゃるのですね。
私は帽子からなのでファン歴大分先輩ですね。
逆境ナインは玉山さんが好きになってから見ました。
このblogでも感想書いていますが、大好きな映画です。
決して好きなジャンルの映画ではないのに・・・
玉山さんの魅力とスタッフ全員の熱意が実った傑作ではないかと思っています。
又お越し下さいませ。

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