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西郷どん 39回

第39回 「父、西郷隆盛」

今回から「明治編」と言う事のようで戊辰戦争の詳しいいきさつの描写もないまま明治2年になっています。
西郷と島の妻愛加那との間に産まれた菊次郎が京都市長として着任する所からスタート。
菊次郎と助役相手の話から菊次郎の功績や略歴、そして今迄の事が語られます。
そしてこの作のナレーション担当が菊次郎だった事がわかります。
元々原作が菊次郎の語りで進行するようなので、今になって原作に則ったという事なんでしょうか。

西郷は新政府の政治から身を引き鹿児島と改めた薩摩に帰っています。
島に置いて来た菊次郎を引き取る話から菊次郎目線で話が進みます。
正妻の糸と愛加那との話など、島の妻の身分などわかっていてもこういう美談めいた話にしてしまうんですねえ。
戊辰の戦の戦死者を悼む西郷の姿などや、生活の根本を失った武士の不満など。
大事な政治の話は、新政府の中がうまく行っていない事、大久保の強硬策に苦言を呈する桂小五郎改め木戸孝允の姿などほんの少しだけ。
版籍奉還も久光の今とともにほんの少しで。
大村益次郎もうっかりしているとわからないうちに暗殺されています。
劇的に大きく動いたこの時代をきちんと書かずに西郷家の内輪の話に大きく時間を取っています。
まあ最初から脚本家が政治と戦争の話は・・・・と言っていますから当然なんでしょう。
そして信吾改め従道が大久保に頼まれ隆盛を説得しに。
そうそう西郷さんは隆盛と名乗っています。
従道の説得にも動かかなかった隆盛も菊次郎の言葉に上京を決意する所まで。

今回語り手の西田さんが「菊次郎」として登場したのに少し驚かされて、そしてクレジットに玉山さんの名前を見て、珍しくちゃんと見ました(笑)
木戸さんはこのところほんの一寸登場して苦情ばかり言っていますね。
このまま苦情係として終わってしまうのか、少し心配です。
そしてその玉山さんいついて一寸感動したお話を載せさせて下さい。
鈴木亮平さんがインタビューの中で話されている言葉から。
「八重の桜に出演していた玉山さんから『会津の思いは全部背負っていってくれ』と言われました。それを踏まえてセリフも追加させてもらい云々」
まあどこにその効果があったかどうかわかりませんが、山川大蔵を演じるに当たって当時の事をかなり勉強された玉山さんらしい良いお話かと嬉しく読みました。
俳優と言うのは演じる人物をそこまできちんと把握して役作りをされるのか、と。
玉山さんの役にかける思いはいつも良くわかっている積もりですが改めて一寸感激しました。

八重の桜がかなり再評価されていますが会津目線のはずが後半舞台が京都に移ってからはどうかと思う創作が入って一寸残念でした。
主人公に八重を選んだ時点で仕方が無かったのしょうが、全くの創作である「獅子の時代」の方が会津の心をよく書いていたように思います。

このドラマ、難しいお顔ばかりです。
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