死刑台のエレベーター

このような時に・・・「死刑台のエレベーターメイキング」

続く余震や、原発の報道に怯える大変な時に、「死刑台のエレベーター」のDVDが届きました。
散々酷評した作品なんですが、そこはメイキング見たさで予約していたのです。

首都圏は電力不足で節電を呼びかけられています。DVD見ても電気は使うわ・・でも誘惑に負けました。
遅い時間なら良いでしょう、被災地も物資輸送のめども立って来たようですし、少しは良いかなと自分に言い訳しつつ見てしまいました。

DVDで見ても作品への評価は変わりませんでした。
前作と比べなくても散々書いたように、幾つも無理な設定が目立って、楽しめませんでした。

先日見たツーリストは何の先入観も持たずに見て面白かったので、この映画も何も考えずに見たらまだ良かったのかも知れません。期待しすぎたのもいけなかったのかも。

玉山さんは大人になっていない、何も考えず衝動的に生きている青年を良く表現していたとは思います。
北川さんとの共演も良かったし。
でもそのような人間を警官として採用するかなあ、面接の時にわかるでしょう、などと余計な事を考えてしまって楽しめませんでした。

主役のお二人についてはもう触れたくないです。

メイキングは・・・・

インタビューを見ると、出演者の皆さん、監督さん、皆満足しているのが不思議だわ。
きちせさん、お芝居をしていない時はとっても綺麗。

でも、最大の不満は玉ちゃんが太めで私のストライクゾーンを大きくはずれています。

何カットか笑顔が見られたのが良かっただけでした。

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ショックが大きすぎて。

日がたっても心に残って曳きずっています。死刑台のエレベ-ター。

ここでも何度も書いているのに、どうしても私の中でおしまいにならない。
駄作と割り切って忘れてしまえば良いのに少し暇になるとふっと心に湧いてくるのです。
それで区切りをつけたくてもう一度おさらいをしてみる事にしました。

で、二度は見たくないと思った映画をもう一度見て来ました。
大抵の映画館では昨日で上映終了です。
あの酷評では仕方ないのでしょうが3週間の上映とは寂しいかぎりです。
そして再度オリジナルも見ました。

(今日ここへお越し下さった方には今までの投稿と重複していますし、又お聞き苦しい点もあるかと思いますのでご面倒な方は以下スルーして下さいませ。)

まず、思った事は・・・この映画の制作を聞いた時に思った事が間違っていなかったと言う事でした。

オリジナルは何度も見直しましたが映画としての出来はそれ程良いとは思えないです。雰囲気ですね。ジャンヌモローの魅力とマイルスデイヴィスの演奏であれだけ観客の心を捉えたのだと思います。

そのジャンヌモローとマイルスデイヴィスの音楽が無いこの映画なんて・・・
このひと言に尽きると思います。

つまり吉瀬さんでは無理だったんです。
綺麗なだけではとてもこの映画を支えきれないです。
男を思う切羽詰った情感が少しも迫ってきませんでした。
最後の頃にはもう綺麗とも思えなくなっていました。

阿部さんもそうです。殺人をして迄女を手に入れようとする情熱が全く感じられませんでした。

主演の二人は一度も顔をあわせる事が無く撮影したそうですが、言い訳にはならないですね。辛らつかも知れませんが演技力不足と言われても仕方ないですね。

これは脚本、演出が最大の原因なんでしょうね。

細部迄かなりオリジナルに拘って作っていますがそれが中途半端な為現代に置き換えるとおかしな事になってしまった。

エレベーターが止まる事を何度も秘書から言わせておきながらなお階段を使わない事が書かれていない。
夫に小切手を与えられその上妻もやると言われてなお殺人に踏み切ってしまう説明が不足。

若いカップルは何故オリジナルどおり若い単なるチンピラ設定にしなかったのか。
警官とか、元の女など要らないです。
たとえば職を失って自暴自棄になっている設定だってあったと思う。
拳銃を持たせる必要からならもう一つの団体?があるのではないかしらん。

衝動的に車を盗んでカーチェイス・・の方がずっと納得出来ます。

玉山さんの演技力だったら21~2才の設定でも充分出来たのじゃないでしょうかねえ。

いつも入念に役作りをする玉山さんがインタビューで「監督に任せて・・・」と言ってますが役どころを掴み切れなかったのでは・・
あれ以外どんな演じ方があったかと思うと言葉が無いですが。
それに贔屓目かも知れませんが流石と思うシーンもありましたけれどね。

北川さんは見るまではかなり不安でしたが好きな相手の事しか考えない女の子の役を良く演じていたと思います。

とにかく何もかも中途半端で、作り方によってはもっともっと面白くなったと思うと残念でいつまでも曳きずってしまうのです。

どうせリメイクするならジュリアンは玉山さんで見たかったわ。
好きな女の為なら殺人もいとわない情熱をきっと見事に見せてくれたでしょうから。
オリジナル制作当時のモーリスロネもモローも確か30才くらいでした。

寡作な玉山さんですからその映画の失敗(あえて失敗と言います)はファンとしてこたえます。

それでも玉山さんから離れられない私。
面白い映画で魅力一杯の玉ちゃんに会いたいです!

最後までお読み下さった方がいらっしゃいましたら愚痴にお付き合い下さいまして有難うございました。

ご覧になった皆さまはどのような感想をお持ちになったかお伺いしたいですね。

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匿名

死刑台のエレベーターの評判が気になってyahooなどのレビューを覗いています。

自分でも散々批判しておきながらこんな事を言うのは可笑しいですがまあひどい評が多いですね。

匿名と言う事はここまで人間、おかしくなるのだと怖くなるような・・・

一番気になったのは試写会を見ての批評で、「交通費を返せ」と言うのでした。
強制的に見せられたのではないでしょう?自分で申し込んだのではありませんか。
おまけに無料です。なんかさもしいようで気分が悪くなりました。

自分だって匿名でブログ書いていますので、少し反省しています。
事務所の方針、玉ちゃんの発言への意見など、匿名のブログでなくFCの中のコメント欄できちんと名乗って言って見た方がいいのかしら等々。

ほんのお楽しみの筈だった玉ちゃん応援、何だか深みに嵌りすぎて自分でも困った心境です。

何も考えずに商業ベースに乗ってお仕事してる人を好きになれば良かったわ。
とは言うものの多分「色々考えてもがいているらしい」玉ちゃんが好きなのも事実で・・・

気分を切り替えてもうちょっと楽な姿勢に戻って応援しようと思ってます。

お話変わって
初日舞台挨拶で終って退席する時の後姿が劉さんそのものでした。
歩き方、肩のあたり、ご当人なんですから当たり前なんですけれど妙に感心してしまいました。

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死刑台のエレベーター

初日に見た時は余りの出来にショックが大きく、もう一度ゆっくりと考えて見たくて、深夜家族が寝てから密かに又オリジナルを見直しました。

まず忠実なリメイクと言う触れ込みでした。
その通り細部までかなりそっくりに作られています。
只、50年前のパリと現代の日本では設定が難しいです。
いっそ大胆に作り変えた方が成功したのではなかったでしょうか。

結局オリジナルに忠実に!にこだわる余り消化しきれず中途半端な印象を与える作品になってしまったかと思いました。

余計な事が多すぎました。
夫は拳銃を突きつけられ高額の小切手を渡し、ついでに妻も持って行けと言います。この時点で殺人の動機が無くなっちゃうんじゃないかしら。

5時半でビルの電源がすべて落とされる事を秘書の口から何度も言わせています。それなのに何故階段を使わないのか説明が無い。

若い二人の方ですがこちらは相当変えています。何故27歳の警官なのか。
赤城・・・なんと言うネーミング!
警官にして銃を奪われ取り返す為に事件を起こすのなら何とかわかりますが
拳銃を取り返す為に追ったのか元の女を追ったのか判らない、女の存在は要らないですね。その方が刹那的、衝動的な行動がはっきりするのでは無いでしょうか。
その為には27才の年齢設定が高すぎませんか。
警官になったばかりの22才位なら何とか幼すぎる行動が納得出来るけれど。どうせならオリジナルどおり20才そこそこの何も考えていないちんぴらにすれば良かったのに。

結局このリメイクの話を聞いた時真っ先に思った事がその通りになった映画でした。ジャンヌモローとマイルスデイヴィスの音楽!その両方が無い「死刑台のエレベーター」なんて。

吉瀬さんでは荷が重過ぎました。
ジャンヌモローと比べては酷でしょうが、比較しなくても一寸ひどすぎです。容姿が良いだけでは良い俳優とはとても言えませんね。
阿部さんもそう、二人の間に愛し合っている切羽詰った感情が全く感じられません。これだけでもう見ていて白けてしまいます。

北川さんの演技にも批判があるようですが、恋人が好きで他の事は何も見えない頭の弱い女の子。私はこの映画で唯一納得出来たし、北川さんも良かったのでは?

玉山さんは・・・最善を尽くした満足感があるので雑誌の取材のコメントになったのかと思いました。但しあの設定&演出の中でですけれどね。
お疲れ様としか言い様が無いです。
見ていて私も疲れました。

それでもまだ玉ちゃんを「愛してる」のでシビアに見られない私。
お願い!努力が報われる作品に出て下さいませ。

「ノルウェイの森」も「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」を見た限りでは演出が?なので期待出来るかどうか疑問ですし、こうなったら好きな原作では無いけれどフツーの青年を演じる(らしい)「星守る犬」を待つばかりです。

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はじめての生鉄!

行って来ました、死刑台のエレベーター初日舞台挨拶!

想像以上に素敵で暫くは熱に浮かされたようになっていますので鬱陶しいと思われる方はスルーして下さい(笑)

第一印象は「美女3人と野獣」(あべちゃんごめん!)
決して女っぽくは無いのに美女に見えちゃうくらいbeautifulでした。

以前ボールドのCMのコンセプトが「美女と野獣」だったそうですが納得です。

先日のTV東京の番宣で見た不健康そうな感じは全く無くすっきりと綺麗でほっとしました。あの時はもしかしたら前夜飲み過ぎだったのかしらね。

真面目な顔をしていると少し怖いですね。目が綺麗過ぎる上、余りに整っているので怖い感じがするのかも知れません。
それが笑うと一度に印象が優しく変わるんですね。
他の人が喋っている間、何度も北川さんとにこやかに何か話し合っていてとても優しげで素敵でした。

心配していたお衣装も濃いグレーの上下、モノト-ンの細かい柄のシャツに黒?のタイ、靴も黒と良い感じでした。
普通にしていればこんなに素敵なのに・・・

肝心のご挨拶の内容は・・・話そっちのけでオペラグラスにかじりついていたので覚えているのは以前「いいとも」でも披露したフライドチキンを買いに行った帰りエレベーターに閉じ込められた話くらいです。しょうがないですねえ。

もっと肝心の映画は・・・
これからご覧になる方はご注意下さいませ。

玉山さんと北川さん若い二人の役割ですが、
主役二人の完全犯罪を失敗させる為に登場しているのに何かその辺がはっきり伝わって来ない。
オリジナルとは全く違うキャラクターを創ったのは良いけれどこの設定は納得し難いです。
玉山さんも掴みどころの無い役で演り難かったのではないかしら。この役柄を雑誌の取材で記者が痛々しいと表現していましたが、その通りと思います。彼の持ち味でそうなったのか、見ていて辛かったです。

何よりも主役で彼女のセリフで進行する役の吉瀬さん、綺麗ですが情感が感じられない、キャスティングミスか脚本がその辺を良く書けなかったのか。

二人から殺人をしてまで一緒になりたいとの必死さが伝わってこない。挨拶でほとんど顔をあわせた事が無かったと言ってましたがそのせい?でも言い訳にはなりませんね。

オリジナルと比較しては酷でしょうがリメイクするならもう少し考えて作って貰いたかったです。折角名作に挑んだのに残念です。

いっそオリジナル出演当時のモーリスロネと多分同じ年くらいの玉山さん主役で若い方は高良君あたりで作った方が良かったんじゃないかしらね。

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