いだてん

いだてん 34回~38回

34回 226
35回 民族の祭典
36回 前畑がんばれ
37回 最後の晩餐
38回 長いお別れ

何と5回も感想を休んでしまいました。最新の39回を入れれば6回です。
もうこのままやめてしまおうか、と思っていたのですが、嘉納治五郎さんの死と葬儀は書きたいと思って、簡単ですがUPしました。
もう興味の無い方、このドラマがお好きな方はthroughお願いいたします。

34回のタイトルは 226 でした。
若い将校がなぜ決起したのか、あまりにうわべを撫でただけの描写でしたね。背景に何があったのか全く触れていないのにがっかりでした。
東京オリンピックがなぜ返上に追い込まれたのか、の導入部かと思われる回だし、オリンピック噺となづけたのなら時代背景をもう少し丁寧に書いて欲しかったです。

35回は民族の祭典 ベルリンオリンピックも同様でした。それぞれの国に起きた事を書くことでもう少し世界の歴史的歩みを書くことが出来たのに。
36回 前畑がんばれ 有名な前畑秀子さんの金メダル獲得の回でしたが騒々しいだけに終ってしまったような気がします。
孫、南のマラソンで金と銅を取った両選手にはさらっと触れていました。

37回 最後の晩餐 日中戦争が勃発、世界から日本に非難が集まり1940年の東京オリンピックの開催を巡って反対論が内外から強くなります。
嘉納治五郎はカイロのIOC総会に出席、非難が集中する中、オリンピックと政治は別力説、あらためて東京オリンピックは承認されます。
帰途についた治五郎は体調が悪くなり、横浜につく2日前に氷川丸の船上で息を引き取ります。

38回 長いお別れ 13年5月治五郎の葬儀が行われます。治五郎から動き続けるストップウオッチを受けついた田畑は彼の遺志を継ぐべくオリンピックの準備に奔走します。
しかし政情は厳しくオリンピックは7月、返上と決まります。返上すればいずれ再誘致の可能性があるという言葉は説得力がありましたね。
翌14年第2次世界大戦が起こります。そして日本は戦況悪化、徴兵猶予されていた学生に出陣の命令が下ります。学徒出陣ですね。
神宮競技場で壮行会が行われます。何度も古いフィルムで見た場面です。
治五郎がオリンピック開催の為に作った神宮競技場から学生を戦場へ送り出すことになった皮肉。
スポーツ選手も数多かった事と思います。
この回、落語パートでは古今亭志ん生が倒れ五りんの出生の秘密が明かされる話があります。

ここまで超簡単に片付けましたw

そしてここまで見て来て思った事はなぜ落語を絡ませたのか、と言う事です。
オリンピック噺と言うサブタイトルにもあるように落語で語らせようとしたのか、世情を書こうとしたのか、あるいはまったく別の意図からか、私にはわかりませんがいずれにしても成功したとは言えなのは視聴率が証明しています。
只ただ騒々しく「大河ドラマ」としての品格が無いと言ったら言い過ぎでしょうか。
オリンピックの話なら治五郎さんを前篇の主人公にしてはいけなかったかな、と思います。柔道の普及とオリンピック招致に生涯を捧げた嘉納治五郎さん、役所さんが嵌っていた事もあって魅力的でした。
そして後篇の田畑政治ですが一寸騒々しすぎてついて行かれません。実際の田畑さんもこのような方だったのでしょうか。

いだてん 32回 33回

32回 独裁者 33回 仁義なき戦い

録画をしたものの見ないまま2週間たってしまいました。
評判~視聴率~はやはりあまり良くないですねえ。32回5.0% 33回6.6%
折角録画したので消す前に2話分通して見ました。

2回分通して東京へオリンピックを招致するための関係者の活躍が書かれています。
日本は満州事変を引き起こした事から国際連合を脱退。
ドイツはヒトラー、イタリアはムソリーニの独裁政治と言う国際情勢を背景に話は進みます。
岸さんが亡くなり、嘉納治五郎は病気に。河野一郎は衆議院議員になっています。後任の副島伯爵、国連の事務次長だった杉村陽太郎それに田畑マーちゃんの招致活動の様子が描かれます。
皇紀と言う暦があったこの頃、皇紀2600年にどうしても東京にオリンピックを招致したい、と駆け引きに奔走する委員たち。
ヨーロッパのしたたかな外交ぶりもほんの少々。

熊本の四三も一寸顔を見せます。そして美川が久しぶりに登場。熊本でカフェを開いています。

落語パートが絡むのが煩わしいと思える私です。
この招致の様子をもう少し落ち着いて国際情勢やそれに伴う国内の情勢ももう少し書いてくれれば良かったのに。
政治とスポーツは無縁なんて本当に信じているわけはないでしょうから・・・・
まーちゃんはうるさいばかり、本当の田畑さんはあんな方だったのかしら。
嘉納さんの主治医?で東竜太郎さんが紹介されます。東京オリンピックの時の東京都知事ですが私には夫人が柴五郎のお嬢さんと云う事で認識されている方です。

次回(もう今週ですが)二二六事件ですね。
オリンピック招致運動はまだ続きます。

reviewとも言えないお粗末な文で失礼いたしました。

* 皇紀~神武天皇即位の年を元年とします。東京オリンピック招致の年は昭和15年(1944年)にあたります。

 

 

いだてん 第28回、第29回

1回抜けてしまいました。

大阪へ昌磨君を見に行っていて録画も忘れ土曜日の再放送をそれも録画でやっと見ました。
そんなにお粗末に扱うのなら見るのをやめれば良いと思うのですけれどねえ。なぜか見てしまう。バロン西を見たいから・・・
でも水泳と陸上しか描かないようなので登場は期待できないですね。
遅ればせながらざっと感想を。

第28回 「走れ大地を」

1931年田畑政治が日米対抗水泳を計画。田畑はまーちゃんとそれで通すようです。
落語の方はこの回から五りんの担当へ。
対抗戦は大成功、日本の圧勝でした。
ラジオで田畑マーちゃんのインタビューが放送されますがとにかくうるさい!うるさすぎて何を言っているのか頭に入って来ません。

孝蔵の語りで満州事変がざっと。本当にざっとです。
高橋是清への取材とかも入りますがこれもざっと。そして河野記者が退社する話が入ります。
神田のプールでの練習の様子が入り前畑秀子が登場します。
そして犬飼毅に取材・・・5・1・5事件へ。でもあまり簡単で少しは知識がないとわかりにくかったのでは。

落語パートが五りんになって聞き取りやすいけれど肝心の噺の方はいまいち。まあ仕方が無いですね。たけしさんや森山さんに比べては。
とにかく騒々しいドラマです。そして何もかもざっと表面を撫でるだけのような話し運び。視聴率が上がらないのは仕方がないかも。

第29回「夢のカリフォルニア」

五りんの話からスタート。別に落語は好きでない、志ん生の「富久」を確認したかっただけ、と。
なぜ彼の話がそこまで重要なのか良く分かりませんけれど。
満州事変が簡単に描写されます。
1932年嘉納がこんな時だからこそスポーツで日本をアピールしたい、と選手たちを激励。

話はロスアンゼルスへ。
ロスでは日本人迫害の話や黒人差別の話しなども一応出てきます。政治的な話も入りますが選手村での大騒ぎの方が頭に入ってきてしまう・・・
女子選手が登場、パーティで大人気だったとかレース出場選手の選考などの話など。

出演者はみな熱演ですがまーちゃんしか印象に残らない。阿部サダヲさんは「直虎」のような演技で見せることのできる人ですがこの騒々しさ、演出の狙いは何なんでしょうね。
オリンピック噺と言いながら陸上と水泳しか取り上げないのも何なんでしょう。
もうバロン西の事はスルーなんでしょうね。ロスのオリンピックということでかなり期待していたのに。三段飛びの南部忠平も。
タイトルがいだてんですから期待した方が間違っている?
まあ水泳が5種目も金メダルを取った大会ですから、水泳中心になるのは仕方無いのかも知れませんが、バロン西だけは大きく扱ってもらいたかったです(まだ言ってます)(笑)

* 玉山さん出演の「裸体監督」今日から放送ですね
  TVでnetfrixを見られるのですが、この作品は家族揃って見るのは一寸憚られて。
  PCで一人こっそりと言うのも一寸。二人とも出かけるのを待っているのですけれどw
  

 

いだてん 第27回

第27回 替わり目

今回も落語パートから 1927年(昭和2年)です。
孝蔵は万朝の弟子になり高座を勤めていますが、師匠の着物を質に入れ叱られて逆切れ破門されてしまいます。
そして貧乏のどん底の中長男の清が誕生します。

お祝いの鯛も買えない孝蔵はタイ焼きを買ってきます。タイ焼きをめぐるドタバタ騒ぎからお話はアムステルダムオリンピックの結果へ。
陸上より水泳のメダル獲得数が多かった話など。
田畑は神宮にプールを作る事に奔走。
次のオリンピックに向けて世界最強のアメリカチームを迎えて日米対抗戦の開催を計画しています。

一方四三は3度オリンピックに出場、もう38才です。
兄の実次が急性肺炎で亡くなり彼は引退して熊本に帰る決心をするのですが。
昭和15年~紀元2600年の記念事業として東京へオリンピックを誘致する計画が進められる事になります。

大雑把に話をまとめるとこんなところでしょうか。
薬師丸ひろ子さん演じるバーのママの占い話が絡んだり。
ハイテンションは相変わらず。でもこれが受けていると言う話も聞きます。
ついていくのが少々辛い私はもうトシなんですねえ。
オリンピックの「歴史」は面白いので見ていますが。
そして多分落語の素養がないのが辛いところです。富久、火炎太鼓などは辛うじて知っていましたが今回の替わり目は知らない噺でした。

次回から戦争の影がちらつく時代へと入ります。ハイテンションのまま戦争を語るのでしょうか・・・

紀行は水泳のお話。日本古来の泳法から近代的なクロールへの話でした。

いだてん 第26回

第26回 明日なき暴走

アムステルダムオリンピックの招待状が届くが相変わらず体協はお金が無い、の騒動から。
田畑は高橋是清に直談判、6万円の大金を獲得してきます。
候補全員派遣できる金額に次々選手が決定して行きます。
その最中田畑に兄危篤の知らせが届きます。

ここから五りんの噺で人見絹枝のパートに入ります。
シマの勧めで上京、二階堂トクヨの体操塾に入学。
数々の記録を出すが、世間からは「化け物」と囃されます。
女子スポーツの未来がかかるとトクヨに励まされ陸上を続け、体協内部でさえ偏見から反対意見もある中、なんとかアムステルダムオリンピック派遣が決定します。

1298年6月アムステルダムオリンピック開幕
聖火台がこの大会から設置されます。
当時、どのように日本へ記事を送ったか、説明が入ります。
モールス信号で送り文字に起こしたそうです。
写真は送ると2週間かかる為あらかじめ場面を想定し記事にはめ込んだとか。


期待された絹枝は本命の100メートルでは予選落ち。このままでは日本に帰れない、と未経験の800メートルに出場2位に入り女子選手初のメダリストになりました。
その知らせに四三とシマの夫増野は娘を抱いて感無量です。
絹枝のほか3段跳びで織田選手が金。水泳では200m平泳ぎでも金。200mリレーで銀。平泳ぎで銅、複数のメダルを獲得します。

今回の内容は面白かったですけれど、相変わらずドタバタ走り回り、絶叫し、怒鳴りあう。
普通に進行出来ないか、と思ってしまいます。
この調子でこれからずーっと続くのか、と思うと少々辛い。話に興味が持てるようになってきたのにかなり残念です。

紀行は人見絹枝の生家から。23歳の若さで亡くなった彼女を偲びます。ゲストは同郷の後輩でマラソンのメダリスト有森裕子さんでした。

今回記事や写真を送るシーンを見て。
わたくし事で恐縮ですが、父は某社の記者でしたが、テレックスを使った事もあるらしいです。
世界中どこで起きた事でも瞬時に映像まで送って来る今。僅かな時間で凄い進歩と今更ですが感心。ドラマと関係ないお話で失礼いたしました。

いだてん 第25回

第25回 時代は変る

大震災のあと嘉納はオリンピック参加を決め予選会を開きます。
その予選会で母校の応援をしていた四三は選手より先にゴールインして3度目のオリンピック出場を決めてしまいます。
話は前後しますが今回も途中棄権、報告のシーンが後で入ります。

今回から第2部と云うことで主役交代。田端政治が主人公です。扮するのは阿部サダヲさん。
浜名湖で水泳中に沈んだまーちゃんが浮き上がって来ると成人した田端になっていると言う・・・8代将軍吉宗で包帯を取ったら西田敏行さんになっていた、を思い出してしまいました。

田端は東京帝大を卒業、朝日新聞に入社試験を受けます。ここの描写からもうドタバタ騒動。第1部に負けないハイテンションで進みます。
一度は落ちかけた田端は顔が良いから、との社長の一言で採用され政治部に配属。高橋是清率いる立憲政友会の担当になります。
朝日新聞の編集局長緒方竹虎さん。運動部の河野一郎さんも登場します。
お仕事の話も少々、大正からの改元で新年号のスクープ話などもありますが、そこはオリンピック噺、体協が水連と陸連に分かれて張り合っている様子など。相変わらず資金難で嘉納はまた私費参加の話を持ち出したりします。
地下に船舶実験用のプールを見つけてはしゃいだり、薬師丸ひろ子さん扮するママのバーへ行って占いで早死にの卦が出ていると言われたり。
これが孝蔵の落語噺が絡んで進行するので、なんだか騒々しいうちに第1回が終わってしまったような印象でした。
最後に田端が当時大蔵大臣だった(多分)高橋是清に掛け合ってオリンピック参加費用を貰って来るところでこの回は終わり。

別に訳が分からないほどのカオスではないけれど、絶賛する意見も多く見かけますが私は見ていて凄く疲れます。整理して筋道立ててきちんと書く気にもならず、来週(もう明日ですが)もこの調子で進行するのでしょうか。
疲れてお粗末な感想で失礼いたしました。


緒方竹虎役はリリーフランキーさん。高橋是清はこれが遺作になったのでしょうか、萩原健一さんでした。

いだてん 第24回

第24回 種まく人

大震災の被害の様子が明らかになってくる様子が描かれます。
シマは浅草で行方不明になったままです。
競技場へ誘わなかった自分を責める四三。
死者行方不明11万人。当時の写真や新聞記事などで当時の惨状が写し出されます。
嘉納は神宮外苑を市民の為に提供すると申し出、バラックが建設されます。

その混乱の中被災者の間をシマを探す四三。シマを探す増野の姿から、張り紙などして行方不明の家族を探す人たちの様子などが。
小梅に家族が心配しているのでは、と言われ熊本に4年ぶりに帰るのですが、落ち着く暇もなく義母の幾江に叱咤され救援物資を持って東京に戻る四三です。
熊本からは大量の救援物資が届けられ彼は野口らと被災者に届けるため、荷物背負って走り回ります。
その姿を「韋駄天」と重ねるナレーションが入ります。
被災した人たちは瓦礫の中で落語を聞いたり、復興節言われる歌が流行って踊ったりと何とか生活している様子も。
そんなある夜四三は闇の中明りを掲げて走るシマの姿を見ます。

震災から1カ月、嘉納はスポーツで復興を、とオリンピックへ選手の派遣、その予選として全国陸上競技会を開くと提案します。
そして身近なところから、子供から大人まで参加できる運動会を開催することになり、復興運動会と名づけられ大勢が参加。
その中で大森の妻安仁子も参加、彼女は大森を見送ったあと日本に残って福祉施設を経営していました。
運動だけでなく復興寄席も開かれ孝蔵のの落語などで賑わっています。

そのさ中、シマから送られた手紙を持って人見絹枝が訪ねて来ます。
彼女は岡山の大会で走り幅跳びで日本新記録を出したと告げます。
シマの手紙は自身の女子スポーツに寄せる思いと、絹枝のその希望を託すものでした。

運動会のラストはオリンピック出場者にによる競争です。
金栗四三パートの最終回とあって今までの出演者の顔見せでしょうか。
シマを書くことで被害を伝え、大震災の暗い部分は清と孝蔵がバラックの中で語り合うシーンくらいで、瓦礫の中から立ち上がる被災者の姿がかなり明るく描かれているように思えました。

今まで見てきて視聴率が振るわなかったのは当然かも、と思えて来たほど私には最近は面白くなかったですね。
震災を扱うにしても流言から起こった虐殺の暗い部分には触れず自警団の姿を出しただけ、というように何か中途半端な感じがついて回ったような気がします。
ストックホルムまでは結構面白かったのに。

2部はどうでしょうか・・・


いだてん 第23回

第23回 大地

四三の罷免撤回を叫んで教室に立てこもった生徒たちから。
四三が説得している最中に富江の父が登場。女に運動は要らない、という浅草の開業医の父にシマは娘富江との競争を提案します。
女が男に劣っているかどうか。富江が勝ったら金栗先生の罷免は撤回する、と。結果は何度走っても富江の勝ちでした。
シマは嘉納に報告しています。嘉納の計画したスタジアムは完成間近で東京でオリンピック開催の準備は整ったと彼は感慨深げです。

一方孝蔵は家賃が滞って夜逃げをします。愚痴を言うおりんに小梅は別れでしまえと云うのですが。
ここで厩火事の噺が入ります。亭主の目の前で転んで反応を試してみるという。

9月1日。
竹早高女でシマは富江たちと浅草へオペラ見物に行く約束をします。
赤ん坊の陸を播磨屋に預けて、12時に浅草十二階で待ち合わせです。浅草、十二階、もうここでいやな予感が。
四三は嘉納とスタジアムを見に行く約束をしています。
十二階で待つシマ、と競技場での四三と将来の夢を語り合う嘉納。

そして11時58分
倒壊する十二階、揺れる競技場。
孝蔵の語りで惨状が描きだされます。日本人かどうか疑われて自警団に囲まれてしまいます。ドラマでははっきり書かれていませんが某国人による暴動の流言蜚語が飛び交っていたのです。四三は富江の父に助けられます。
しかし地震の後に発生した火事で被害はさらに大きく、浅草の街はたった2日で消えたのでした。
その浅草を陸を背負ってシマを探す増野と四三の姿が。
朝はじめてシマと喧嘩をしたという増野、ご飯の硬さで文句を言った、ずっと一緒に暮らすのだから言ったのに、と嘆くもう諦めかけている姿が切ない。

現代の志ん生の家で五りんが出した写真はシマと増野の結婚式の写真でした。
シマの行方は語られないままです。
ずっと前の朝ドラ「雲のじゅうたん」でお世話になった奥様が東京大空襲(確か)で行方不明のままだったと突然思い出しました。同じ書き方ねと。

孝蔵の語りと増野、四三の様子で被害の大きさがひしひしと伝わってきて、かなり良い回だったと思います。
孝蔵の森山さん、増野の柄本さん、勿論勘九郎さんほか女優さんたちもみんな達者な方ばかり、とても見ごたえがあったけれど。
何が足りないのか、やはり華でしょうかねえ。あと残念なのはたけしさんの活舌の悪さ・・・とたんに話がそこで滞ってしまうんですねえ。

紀行は浅草十二階~凌雲閣の話でした。

 

 

いだてん 第22回

第22回 ヴィーナスの誕生

視聴率がなんと6%台にまで下がりました。
前回に続いて女子スポーツについてなんですが、何が悪いのか・・・とりあえず簡単に書いていってみます。

今回落語パートからスタート。
孝蔵は師匠たちが用意してくれた真打お披露目の衣装を質入れして飲んでしまう相変わらずの屑っぷり。
着たきり雀のまま高座に上がります。真打金原亭馬きんとして。
出鱈目な生活は独身だから、と小梅の世話で下宿屋の娘おりんと見合いします。
話はまとまり結婚、しかし結婚のお祝儀まで持って飲みに行く最低男。おりんは落語の勉強会だと思っている。

竹早高女で体育を教え始めた金栗先生の情熱が生徒をスポーツに目覚めさせます。
最初は海外のユニフォームのファッションから入ったテニス、梶原、村田ペアは引っ張り凧の人気になります。
そして彼女たちの興味は陸上へ。四三の脚に触らせてと頼みスヤが呆れる場面も。
シマが妊娠、まだ何もしていないのにと悩むシマですがスヤに励まされ四三にも祝福されるのでした。

二階堂トクヨは新しく学校を立ち上げます。のちに日本女子体育大学となる二階堂体育塾です。でもこの話にトクヨの失恋話を絡ませるのはなぜでしょうね。
岡山高女とのテニスの試合で竹早ペアは相手のスピードについて行けず完敗。人見絹枝登場です。
シマは絹枝を陸上競技に誘い、四三が彼女の脚を触らせるように頼んで蹴り飛ばされる始末も。
シマは女児を出産、この子が前回匂わされた五りんの母なんですね。スヤも女児を儲けています。

大正11年女子陸上競技会開催。
靴下を脱ぎ棄てて走った村田富江はハードル3種目に優勝します。
しかしこの靴下を脱いだ事が新聞などに載り肌を露わにしたと大問題になります。
富江の父が学校に抗議、四三が辞表を提出。しかし彼をパパと慕う生徒たちは四三の辞職撤回を求めて教室に立てこもり益々大騒動に発展したところで次回へ。かなり色々省略簡単ですみません。

視聴率が下がったのももっともかな、孝蔵の話は下品で汚い、四三のパートも騒々しく大仰で生徒たちが彼をパパと呼ぶ実話も作り話に見えてしまって。せっかくスポーツの話なんですからもう少しすっきり爽快に行かないものでしょうか。

今週の感想UPしていないのに気づいて慌てて書きました。今日UPしないと周回遅れになってしまうと一寸慌てて。
雑な感想ごめんなさい(いつもの事ですね)

 

 

 

 

 

いだてん 第21回

第21回 桜の園

さまよいながらドイツまで来た四三は槍投げに興じる女性たちに会います。
中には夫がドイツのオリンピックを目指しながら戦死した女性もいました。
学校の体育で槍投げを習ったと聞いた四三は何か感じたようです。
帰国した四三はシマに会っています。敗戦国ドイツの女子の逞しさを語り女子体育の教育をやると言っています。
先に会う人の順番が違うでしょうに。シマの婚約者増野登場、二階堂の勧めでお見合いをしたそうです。
やっと播磨屋迄帰って来た四三は播磨屋が発展して製作所になっているのに驚きます。
スヤに会った彼は金メダルを取れなかった事を詫び、もう30才なので引退するなどと言っています。
彼の帰国に喜んで熊本に帰ろうとするスヤ。彼は東京で女子の教育に当たると言います。
熊本ではできないかと言うスヤ、当然ですねえ、養子で当主なのに。
結局傍に居ってくれと言う四三の一言で東京で生活することになりました。
四三は東京府立第二高女・・・竹早高女に就職します。
あとでわかりますがシマも竹早の教師になっています。

浜松では水泳のオリンピック惨敗を受けてクロールへの転換が語れらています。
日本の水泳を否定され口惜しがるのちの田端政治の姿とかそれを見ている孝蔵など。
孝蔵は拾った財布のお金で東京へ帰って来ます。
居酒屋で飲んでいると何とそこは小梅と清が一緒になってやっている店でした。
駆け落ちした美川は振られちゃったんですねえ。
孝蔵は円菊の名で二つ目から再出発します。

竹早高女で健康な肉体を持つ新しい女性像を目指す四三は浮きまくっています。
竹早はシャン無い(シャン=美人)と言われているとか、卒業までに結婚して中退するのが理想と言われていた時代です。
永井がテニスのコーチに来ています。テニスや二階堂の目指したダンスなどが女子体育に相応しいと言われていたのか、ここは一寸分かりませんが。
女子に接するのなら香水くらいつけるように、と永井に言われたり、悪戦苦闘する四三ですが何とか槍投げでスポーツで得られる爽快感を感じさせることに成功します。
そして服装改革から、と播磨屋で作った体操服で体育をする生徒たちが見られるまでになって行きます。

シマは陸上を続けたいし、仕事もを辞めたくないので結婚を断りますが、増野は辞める必要は無いと、仕事も走る事も何も犠牲にして欲しくないと言います。
この時代にこのような男性いたのでしょうか・・・
二人は四三夫妻の媒酌で結婚式を挙げます。シマはウェディングドレス姿です。これも珍しい?

紀行ではアントワープオリンピックの頃女性の参加率は2,4%。テニス、ダンス、ダイビングなど限られた競技だった。
それが今度の東京ではほぼ半々の参加率になったそうです。と言う事で女子サッカーの沢選手の登場でした。

今回は女子体育について、言いたい事はわかるし、興味深い所もあります。
この作品の目指している所、多分明るく陽気に進行したいのかもとは思いますが、かなり見るのが辛いです。
四三の造形がやりすぎでは無いでしょうか。もう少し違った書きかたがあっても良かったのでは、と毎回思います。
わざわざ泥臭く演出したいのなら仕方ないですけれどね。1年間通して見せられるドラマです。もう少し疲れないような書き方、演出、演技にして欲しかったです。