いだてん

いだてん 第28回、第29回

1回抜けてしまいました。

大阪へ昌磨君を見に行っていて録画も忘れ土曜日の再放送をそれも録画でやっと見ました。
そんなにお粗末に扱うのなら見るのをやめれば良いと思うのですけれどねえ。なぜか見てしまう。バロン西を見たいから・・・
でも水泳と陸上しか描かないようなので登場は期待できないですね。
遅ればせながらざっと感想を。

第28回 「走れ大地を」

1931年田畑政治が日米対抗水泳を計画。田畑はまーちゃんとそれで通すようです。
落語の方はこの回から五りんの担当へ。
対抗戦は大成功、日本の圧勝でした。
ラジオで田畑マーちゃんのインタビューが放送されますがとにかくうるさい!うるさすぎて何を言っているのか頭に入って来ません。

孝蔵の語りで満州事変がざっと。本当にざっとです。
高橋是清への取材とかも入りますがこれもざっと。そして河野記者が退社する話が入ります。
神田のプールでの練習の様子が入り前畑秀子が登場します。
そして犬飼毅に取材・・・5・1・5事件へ。でもあまり簡単で少しは知識がないとわかりにくかったのでは。

落語パートが五りんになって聞き取りやすいけれど肝心の噺の方はいまいち。まあ仕方が無いですね。たけしさんや森山さんに比べては。
とにかく騒々しいドラマです。そして何もかもざっと表面を撫でるだけのような話し運び。視聴率が上がらないのは仕方がないかも。

第29回「夢のカリフォルニア」

五りんの話からスタート。別に落語は好きでない、志ん生の「富久」を確認したかっただけ、と。
なぜ彼の話がそこまで重要なのか良く分かりませんけれど。
満州事変が簡単に描写されます。
1932年嘉納がこんな時だからこそスポーツで日本をアピールしたい、と選手たちを激励。

話はロスアンゼルスへ。
ロスでは日本人迫害の話や黒人差別の話しなども一応出てきます。政治的な話も入りますが選手村での大騒ぎの方が頭に入ってきてしまう・・・
女子選手が登場、パーティで大人気だったとかレース出場選手の選考などの話など。

出演者はみな熱演ですがまーちゃんしか印象に残らない。阿部サダヲさんは「直虎」のような演技で見せることのできる人ですがこの騒々しさ、演出の狙いは何なんでしょうね。
オリンピック噺と言いながら陸上と水泳しか取り上げないのも何なんでしょう。
もうバロン西の事はスルーなんでしょうね。ロスのオリンピックということでかなり期待していたのに。三段飛びの南部忠平も。
タイトルがいだてんですから期待した方が間違っている?
まあ水泳が5種目も金メダルを取った大会ですから、水泳中心になるのは仕方無いのかも知れませんが、バロン西だけは大きく扱ってもらいたかったです(まだ言ってます)(笑)

* 玉山さん出演の「裸体監督」今日から放送ですね
  TVでnetfrixを見られるのですが、この作品は家族揃って見るのは一寸憚られて。
  PCで一人こっそりと言うのも一寸。二人とも出かけるのを待っているのですけれどw
  

 

いだてん 第27回

第27回 替わり目

今回も落語パートから 1927年(昭和2年)です。
孝蔵は万朝の弟子になり高座を勤めていますが、師匠の着物を質に入れ叱られて逆切れ破門されてしまいます。
そして貧乏のどん底の中長男の清が誕生します。

お祝いの鯛も買えない孝蔵はタイ焼きを買ってきます。タイ焼きをめぐるドタバタ騒ぎからお話はアムステルダムオリンピックの結果へ。
陸上より水泳のメダル獲得数が多かった話など。
田畑は神宮にプールを作る事に奔走。
次のオリンピックに向けて世界最強のアメリカチームを迎えて日米対抗戦の開催を計画しています。

一方四三は3度オリンピックに出場、もう38才です。
兄の実次が急性肺炎で亡くなり彼は引退して熊本に帰る決心をするのですが。
昭和15年~紀元2600年の記念事業として東京へオリンピックを誘致する計画が進められる事になります。

大雑把に話をまとめるとこんなところでしょうか。
薬師丸ひろ子さん演じるバーのママの占い話が絡んだり。
ハイテンションは相変わらず。でもこれが受けていると言う話も聞きます。
ついていくのが少々辛い私はもうトシなんですねえ。
オリンピックの「歴史」は面白いので見ていますが。
そして多分落語の素養がないのが辛いところです。富久、火炎太鼓などは辛うじて知っていましたが今回の替わり目は知らない噺でした。

次回から戦争の影がちらつく時代へと入ります。ハイテンションのまま戦争を語るのでしょうか・・・

紀行は水泳のお話。日本古来の泳法から近代的なクロールへの話でした。

いだてん 第26回

第26回 明日なき暴走

アムステルダムオリンピックの招待状が届くが相変わらず体協はお金が無い、の騒動から。
田畑は高橋是清に直談判、6万円の大金を獲得してきます。
候補全員派遣できる金額に次々選手が決定して行きます。
その最中田畑に兄危篤の知らせが届きます。

ここから五りんの噺で人見絹枝のパートに入ります。
シマの勧めで上京、二階堂トクヨの体操塾に入学。
数々の記録を出すが、世間からは「化け物」と囃されます。
女子スポーツの未来がかかるとトクヨに励まされ陸上を続け、体協内部でさえ偏見から反対意見もある中、なんとかアムステルダムオリンピック派遣が決定します。

1298年6月アムステルダムオリンピック開幕
聖火台がこの大会から設置されます。
当時、どのように日本へ記事を送ったか、説明が入ります。
モールス信号で送り文字に起こしたそうです。
写真は送ると2週間かかる為あらかじめ場面を想定し記事にはめ込んだとか。


期待された絹枝は本命の100メートルでは予選落ち。このままでは日本に帰れない、と未経験の800メートルに出場2位に入り女子選手初のメダリストになりました。
その知らせに四三とシマの夫増野は娘を抱いて感無量です。
絹枝のほか3段跳びで織田選手が金。水泳では200m平泳ぎでも金。200mリレーで銀。平泳ぎで銅、複数のメダルを獲得します。

今回の内容は面白かったですけれど、相変わらずドタバタ走り回り、絶叫し、怒鳴りあう。
普通に進行出来ないか、と思ってしまいます。
この調子でこれからずーっと続くのか、と思うと少々辛い。話に興味が持てるようになってきたのにかなり残念です。

紀行は人見絹枝の生家から。23歳の若さで亡くなった彼女を偲びます。ゲストは同郷の後輩でマラソンのメダリスト有森裕子さんでした。

今回記事や写真を送るシーンを見て。
わたくし事で恐縮ですが、父は某社の記者でしたが、テレックスを使った事もあるらしいです。
世界中どこで起きた事でも瞬時に映像まで送って来る今。僅かな時間で凄い進歩と今更ですが感心。ドラマと関係ないお話で失礼いたしました。

いだてん 第25回

第25回 時代は変る

大震災のあと嘉納はオリンピック参加を決め予選会を開きます。
その予選会で母校の応援をしていた四三は選手より先にゴールインして3度目のオリンピック出場を決めてしまいます。
話は前後しますが今回も途中棄権、報告のシーンが後で入ります。

今回から第2部と云うことで主役交代。田端政治が主人公です。扮するのは阿部サダヲさん。
浜名湖で水泳中に沈んだまーちゃんが浮き上がって来ると成人した田端になっていると言う・・・8代将軍吉宗で包帯を取ったら西田敏行さんになっていた、を思い出してしまいました。

田端は東京帝大を卒業、朝日新聞に入社試験を受けます。ここの描写からもうドタバタ騒動。第1部に負けないハイテンションで進みます。
一度は落ちかけた田端は顔が良いから、との社長の一言で採用され政治部に配属。高橋是清率いる立憲政友会の担当になります。
朝日新聞の編集局長緒方竹虎さん。運動部の河野一郎さんも登場します。
お仕事の話も少々、大正からの改元で新年号のスクープ話などもありますが、そこはオリンピック噺、体協が水連と陸連に分かれて張り合っている様子など。相変わらず資金難で嘉納はまた私費参加の話を持ち出したりします。
地下に船舶実験用のプールを見つけてはしゃいだり、薬師丸ひろ子さん扮するママのバーへ行って占いで早死にの卦が出ていると言われたり。
これが孝蔵の落語噺が絡んで進行するので、なんだか騒々しいうちに第1回が終わってしまったような印象でした。
最後に田端が当時大蔵大臣だった(多分)高橋是清に掛け合ってオリンピック参加費用を貰って来るところでこの回は終わり。

別に訳が分からないほどのカオスではないけれど、絶賛する意見も多く見かけますが私は見ていて凄く疲れます。整理して筋道立ててきちんと書く気にもならず、来週(もう明日ですが)もこの調子で進行するのでしょうか。
疲れてお粗末な感想で失礼いたしました。


緒方竹虎役はリリーフランキーさん。高橋是清はこれが遺作になったのでしょうか、萩原健一さんでした。

いだてん 第24回

第24回 種まく人

大震災の被害の様子が明らかになってくる様子が描かれます。
シマは浅草で行方不明になったままです。
競技場へ誘わなかった自分を責める四三。
死者行方不明11万人。当時の写真や新聞記事などで当時の惨状が写し出されます。
嘉納は神宮外苑を市民の為に提供すると申し出、バラックが建設されます。

その混乱の中被災者の間をシマを探す四三。シマを探す増野の姿から、張り紙などして行方不明の家族を探す人たちの様子などが。
小梅に家族が心配しているのでは、と言われ熊本に4年ぶりに帰るのですが、落ち着く暇もなく義母の幾江に叱咤され救援物資を持って東京に戻る四三です。
熊本からは大量の救援物資が届けられ彼は野口らと被災者に届けるため、荷物背負って走り回ります。
その姿を「韋駄天」と重ねるナレーションが入ります。
被災した人たちは瓦礫の中で落語を聞いたり、復興節言われる歌が流行って踊ったりと何とか生活している様子も。
そんなある夜四三は闇の中明りを掲げて走るシマの姿を見ます。

震災から1カ月、嘉納はスポーツで復興を、とオリンピックへ選手の派遣、その予選として全国陸上競技会を開くと提案します。
そして身近なところから、子供から大人まで参加できる運動会を開催することになり、復興運動会と名づけられ大勢が参加。
その中で大森の妻安仁子も参加、彼女は大森を見送ったあと日本に残って福祉施設を経営していました。
運動だけでなく復興寄席も開かれ孝蔵のの落語などで賑わっています。

そのさ中、シマから送られた手紙を持って人見絹枝が訪ねて来ます。
彼女は岡山の大会で走り幅跳びで日本新記録を出したと告げます。
シマの手紙は自身の女子スポーツに寄せる思いと、絹枝のその希望を託すものでした。

運動会のラストはオリンピック出場者にによる競争です。
金栗四三パートの最終回とあって今までの出演者の顔見せでしょうか。
シマを書くことで被害を伝え、大震災の暗い部分は清と孝蔵がバラックの中で語り合うシーンくらいで、瓦礫の中から立ち上がる被災者の姿がかなり明るく描かれているように思えました。

今まで見てきて視聴率が振るわなかったのは当然かも、と思えて来たほど私には最近は面白くなかったですね。
震災を扱うにしても流言から起こった虐殺の暗い部分には触れず自警団の姿を出しただけ、というように何か中途半端な感じがついて回ったような気がします。
ストックホルムまでは結構面白かったのに。

2部はどうでしょうか・・・


いだてん 第23回

第23回 大地

四三の罷免撤回を叫んで教室に立てこもった生徒たちから。
四三が説得している最中に富江の父が登場。女に運動は要らない、という浅草の開業医の父にシマは娘富江との競争を提案します。
女が男に劣っているかどうか。富江が勝ったら金栗先生の罷免は撤回する、と。結果は何度走っても富江の勝ちでした。
シマは嘉納に報告しています。嘉納の計画したスタジアムは完成間近で東京でオリンピック開催の準備は整ったと彼は感慨深げです。

一方孝蔵は家賃が滞って夜逃げをします。愚痴を言うおりんに小梅は別れでしまえと云うのですが。
ここで厩火事の噺が入ります。亭主の目の前で転んで反応を試してみるという。

9月1日。
竹早高女でシマは富江たちと浅草へオペラ見物に行く約束をします。
赤ん坊の陸を播磨屋に預けて、12時に浅草十二階で待ち合わせです。浅草、十二階、もうここでいやな予感が。
四三は嘉納とスタジアムを見に行く約束をしています。
十二階で待つシマ、と競技場での四三と将来の夢を語り合う嘉納。

そして11時58分
倒壊する十二階、揺れる競技場。
孝蔵の語りで惨状が描きだされます。日本人かどうか疑われて自警団に囲まれてしまいます。ドラマでははっきり書かれていませんが某国人による暴動の流言蜚語が飛び交っていたのです。四三は富江の父に助けられます。
しかし地震の後に発生した火事で被害はさらに大きく、浅草の街はたった2日で消えたのでした。
その浅草を陸を背負ってシマを探す増野と四三の姿が。
朝はじめてシマと喧嘩をしたという増野、ご飯の硬さで文句を言った、ずっと一緒に暮らすのだから言ったのに、と嘆くもう諦めかけている姿が切ない。

現代の志ん生の家で五りんが出した写真はシマと増野の結婚式の写真でした。
シマの行方は語られないままです。
ずっと前の朝ドラ「雲のじゅうたん」でお世話になった奥様が東京大空襲(確か)で行方不明のままだったと突然思い出しました。同じ書き方ねと。

孝蔵の語りと増野、四三の様子で被害の大きさがひしひしと伝わってきて、かなり良い回だったと思います。
孝蔵の森山さん、増野の柄本さん、勿論勘九郎さんほか女優さんたちもみんな達者な方ばかり、とても見ごたえがあったけれど。
何が足りないのか、やはり華でしょうかねえ。あと残念なのはたけしさんの活舌の悪さ・・・とたんに話がそこで滞ってしまうんですねえ。

紀行は浅草十二階~凌雲閣の話でした。

 

 

いだてん 第22回

第22回 ヴィーナスの誕生

視聴率がなんと6%台にまで下がりました。
前回に続いて女子スポーツについてなんですが、何が悪いのか・・・とりあえず簡単に書いていってみます。

今回落語パートからスタート。
孝蔵は師匠たちが用意してくれた真打お披露目の衣装を質入れして飲んでしまう相変わらずの屑っぷり。
着たきり雀のまま高座に上がります。真打金原亭馬きんとして。
出鱈目な生活は独身だから、と小梅の世話で下宿屋の娘おりんと見合いします。
話はまとまり結婚、しかし結婚のお祝儀まで持って飲みに行く最低男。おりんは落語の勉強会だと思っている。

竹早高女で体育を教え始めた金栗先生の情熱が生徒をスポーツに目覚めさせます。
最初は海外のユニフォームのファッションから入ったテニス、梶原、村田ペアは引っ張り凧の人気になります。
そして彼女たちの興味は陸上へ。四三の脚に触らせてと頼みスヤが呆れる場面も。
シマが妊娠、まだ何もしていないのにと悩むシマですがスヤに励まされ四三にも祝福されるのでした。

二階堂トクヨは新しく学校を立ち上げます。のちに日本女子体育大学となる二階堂体育塾です。でもこの話にトクヨの失恋話を絡ませるのはなぜでしょうね。
岡山高女とのテニスの試合で竹早ペアは相手のスピードについて行けず完敗。人見絹枝登場です。
シマは絹枝を陸上競技に誘い、四三が彼女の脚を触らせるように頼んで蹴り飛ばされる始末も。
シマは女児を出産、この子が前回匂わされた五りんの母なんですね。スヤも女児を儲けています。

大正11年女子陸上競技会開催。
靴下を脱ぎ棄てて走った村田富江はハードル3種目に優勝します。
しかしこの靴下を脱いだ事が新聞などに載り肌を露わにしたと大問題になります。
富江の父が学校に抗議、四三が辞表を提出。しかし彼をパパと慕う生徒たちは四三の辞職撤回を求めて教室に立てこもり益々大騒動に発展したところで次回へ。かなり色々省略簡単ですみません。

視聴率が下がったのももっともかな、孝蔵の話は下品で汚い、四三のパートも騒々しく大仰で生徒たちが彼をパパと呼ぶ実話も作り話に見えてしまって。せっかくスポーツの話なんですからもう少しすっきり爽快に行かないものでしょうか。

今週の感想UPしていないのに気づいて慌てて書きました。今日UPしないと周回遅れになってしまうと一寸慌てて。
雑な感想ごめんなさい(いつもの事ですね)

 

 

 

 

 

いだてん 第21回

第21回 桜の園

さまよいながらドイツまで来た四三は槍投げに興じる女性たちに会います。
中には夫がドイツのオリンピックを目指しながら戦死した女性もいました。
学校の体育で槍投げを習ったと聞いた四三は何か感じたようです。
帰国した四三はシマに会っています。敗戦国ドイツの女子の逞しさを語り女子体育の教育をやると言っています。
先に会う人の順番が違うでしょうに。シマの婚約者増野登場、二階堂の勧めでお見合いをしたそうです。
やっと播磨屋迄帰って来た四三は播磨屋が発展して製作所になっているのに驚きます。
スヤに会った彼は金メダルを取れなかった事を詫び、もう30才なので引退するなどと言っています。
彼の帰国に喜んで熊本に帰ろうとするスヤ。彼は東京で女子の教育に当たると言います。
熊本ではできないかと言うスヤ、当然ですねえ、養子で当主なのに。
結局傍に居ってくれと言う四三の一言で東京で生活することになりました。
四三は東京府立第二高女・・・竹早高女に就職します。
あとでわかりますがシマも竹早の教師になっています。

浜松では水泳のオリンピック惨敗を受けてクロールへの転換が語れらています。
日本の水泳を否定され口惜しがるのちの田端政治の姿とかそれを見ている孝蔵など。
孝蔵は拾った財布のお金で東京へ帰って来ます。
居酒屋で飲んでいると何とそこは小梅と清が一緒になってやっている店でした。
駆け落ちした美川は振られちゃったんですねえ。
孝蔵は円菊の名で二つ目から再出発します。

竹早高女で健康な肉体を持つ新しい女性像を目指す四三は浮きまくっています。
竹早はシャン無い(シャン=美人)と言われているとか、卒業までに結婚して中退するのが理想と言われていた時代です。
永井がテニスのコーチに来ています。テニスや二階堂の目指したダンスなどが女子体育に相応しいと言われていたのか、ここは一寸分かりませんが。
女子に接するのなら香水くらいつけるように、と永井に言われたり、悪戦苦闘する四三ですが何とか槍投げでスポーツで得られる爽快感を感じさせることに成功します。
そして服装改革から、と播磨屋で作った体操服で体育をする生徒たちが見られるまでになって行きます。

シマは陸上を続けたいし、仕事もを辞めたくないので結婚を断りますが、増野は辞める必要は無いと、仕事も走る事も何も犠牲にして欲しくないと言います。
この時代にこのような男性いたのでしょうか・・・
二人は四三夫妻の媒酌で結婚式を挙げます。シマはウェディングドレス姿です。これも珍しい?

紀行ではアントワープオリンピックの頃女性の参加率は2,4%。テニス、ダンス、ダイビングなど限られた競技だった。
それが今度の東京ではほぼ半々の参加率になったそうです。と言う事で女子サッカーの沢選手の登場でした。

今回は女子体育について、言いたい事はわかるし、興味深い所もあります。
この作品の目指している所、多分明るく陽気に進行したいのかもとは思いますが、かなり見るのが辛いです。
四三の造形がやりすぎでは無いでしょうか。もう少し違った書きかたがあっても良かったのでは、と毎回思います。
わざわざ泥臭く演出したいのなら仕方ないですけれどね。1年間通して見せられるドラマです。もう少し疲れないような書き方、演出、演技にして欲しかったです。

いだてん 第20回

第20回 恋の片道切符

アントワープのオリンピックで開催されなくなったマラソンは嘉納のクーベルタンへの手紙が功を奏したのか復活。
選手の渡航費も体協から出ることになり選手の選考に入っています。
野口は四三が持ち帰った用具からはじめた10種競技で出場する事に。水泳は浜松の内田選手に決定しますが当時日本は古来の泳法でクロールの経験がありません。違いが説明されていますが日本の泳法で行くようです。

志ん生の高座から浜松の孝蔵の回想へ。
東京ではシマが早朝から走っています。四三と出会い、女子のスポーツについての二人の話しが入ります。
日本では女子のオリンピック選手などまだ話にもなっていません。
二階堂トクヨは女子スポーツに熱心ですが彼女の考える競技はダンス?

二階堂に古いと言われた永井はスポーツ教育から引退を決意します。
そして大正9年、オリンピックの壮行会が開かれます。
選手13名、主将は野口、監督は可児ではなく東大卒の弁護士辰野保です。
一行は横浜から船でアメリカへ、アメリカを横断して再び航路でロンドンへ。
その船は名前もオリンピック号~確かタイタニックの姉妹船だったかと。
四三は退職して自費でオリンピックに参加しています。
熊本で応援するスヤと幾江の様子が入ります。
何故か二階堂の見合い話も。まだ結婚したくないからシマに代わりに行って断わって来てくれと言うような話が突然に出て来ます。
ロンドン到着前に旅券の検査から隠していた四三の結婚がばれてしまいます。ついでに野口も妻子がいることを告白。

1920年(大正9年)アントワープオリンピック開催!
三島弥彦と再会します。8年前はたった二人の参加だった、と感無量の様子です。
競技の様子は書かれずに3カ月後東京で報告会が開かれています。
主将の野口が報告、テニスの熊谷一弥選手がシングルス、ダブルスともに銀メダルを獲得、日本初のオリンピックメダルでした。
主将野口は12位と最下位しかし出場選手半数が棄権する中、最後まで競技して悔いはないと言います。
他の選手たちも予選敗退、失格、棄権と振るわず特に水泳はクロールに完敗、指導者の必要性が指摘されます。
そしてマラソン、報告会に四三の姿はなく選手からの報告、35Kあたりで失速16位でした。しかし完走しました、8年間走り続けた無理がたたったのではと報告されます。
ここで二階堂が発言。廃止が決まっていたマラソンを日本がメダルをとれるからと復活させたのに金栗は負け、日本は国際舞台で恥をかいた、この責任は誰がとるのかと。
その言葉にスヤが発言します。金栗は負けてはいない。日本人で初めて完走した。16位でも自分にとっては金メダルだ、と。
しかし二階堂は続けます。オリンピック優先の姿勢を改めなければ体育の発展はない。

嘉納は体協から身を引く事を決心します。
その頃四三は戦火のあとの残る欧州をアントワープからベルリン迄さまよって来ていました。
職も無く帰るに帰れない四三の傍らで槍投げを練習する女子選手の姿がありました。
予告を見た所では次は女子の体育が書かれるのでしょうか。

紀行はテニスの熊谷選手のエピソードなど。日本では硬球が高価だった為安いゴムボールを使った軟式テニスが盛んで熊谷選手も軟式のスタイルのまま競技したとの事など。

相変わらずのハイテンション、疲れる事に変わりはなく二階堂トクヨの見合い話が唐突に出て来たり、独身と思われている四三の相手は誰か、など必要とは思えない話が出て来て、オリンピックの話しは報告だけとか、一寸肩透かしにあったような気がしました。

私ごとですが先日友人たちと会った際このいだてんの話が出ました。
一緒に歌舞伎を見に行くことの多い友人たちですが、勘九郎さんが痛々しくて見ていられない、ともっぱらの評判でした。
皆私も含めてお父さんの勘三郎さんが勘九郎、現勘九郎さんは勘太郎時代から殆どの公演を見て来ただけに彼の使い方などにはかなり辛辣な意見が出ましたね。
熱演だし上手ではあるけれど魅力が全然出ていない、現代のドラマでは華が感じられなくて、もう見ていられないと。
勘三郎さんファンだっただけに何と言ったら良いのか。
気乗りがしませんが気になってつい見てしまうし、下手なレビューもつい書いてしまうのは本当に困った事態です。

いだてん 第19回

第19回 箱根駅伝

日本中を走破、国内に走る所が無くなった四三はアメリカ横断を夢見ます。それも駅伝で。
そこへ播磨屋へ来ていた明治の学生沢田も交流したいと言い出します。
四三はアメリカ駅伝の予選?として箱根往復の駅伝を思いつきます。

ここで現代の志ん生パートへ。
数人で噺をつなぐ創作落語駅伝が始まります。

四三は8年ぶりでオリンピックがベルギーで開催されることを知らされます。
戦火で荒れたアントワープの市内、荒れ果てた光景を世界に記憶してほしいベルギーです。
四三は久方ぶりに熊本へ帰郷、初めて長男の顔を見るのでした。
「当主」の帰国に喜ぶスヤをはじめ池部家や実家の人たち。
その頃体協にはマラソンが競技種目から外されたとの知らせが入っていました。
何も知らず張り切る四三です。東京へ帰った四三は箱根駅伝の準備に余念がありません。
嘉納はそんな四三にマラソンがオリンピック種目から外された事を言い出せません。

一方高座では「箱根駅伝」が始まっています。現代の高座と明治の箱根駅伝が交錯して進行します。
準備が出来て箱根駅伝は東京高等師範、明治、早稲田、慶応の4校が参加して第1回が1920年2月に開催されました。
授業時間の関係で午後のスタート。四三は自動車で伴走です。
高座では五りんに続いて志ん生の長男清が登場しています。馬生です。
                               
午後スタートの為箱根到着は夜8時、暗い山中で慶応は道に迷って遅れてしまいます。
翌日、雪になった中往路がスタートします。エンジンのかからない車を捨て四三は選手と一緒に走り出します。
平塚では沿道の人が選手に傘のトンネルを作って応援したエピソードなどを加えてゴール目指します。
噺は志ん生の次男強~朝太から五りんへと。
五りんの父が選手として箱根を走ったとの事がさらりと話されます。

そして話はゴールの報知新聞社前へ。今の読売新聞ですよね。
1位の明治の選手は足を痛め転倒、東京高師に抜かれてしまいます。何度転倒してもゴールへ向かう明治。
結果は1位東京高師、2位明治。3位早稲田、道に迷った慶応が4位と言う結果でした。
転倒してもゴールする選手、そして嘉納はクーベルタンへ手紙を書いています。
高座ではサゲに困った五りんに替わった志ん生が「マラソンの無いオリンピックなんて黒豆の無い正月みたいだ」と締めて今回は終わりです。

今回も何かと吃驚するような仕掛けが。駅伝高座に登場した志ん生の息子、馬生の清も次男の朝太の強も森山未来さんが演じているのです。
若い頃の志ん生の孝蔵と併せて3役。森山さんは達者で良いけれど、少し遊びすぎ?と思ったのは私だけでしょうか。

紀行は現在箱根駅伝で最優秀選手に与えられる「金栗杯」の話題から3度も受賞された元祖山の神の今井正人さんがゲスト登場でした。
当時は順天堂大学、そしてトヨタ自動車九州でマラソンランナーとして走っていらっしゃいます。


最初4校で始まった箱根駅伝、今は前年度の10位までのシード校に予選会を勝ち上がった10校と関東学生選抜を加えて21校で争われています。
今年で95回、スポーツの大会としては屈指の人気を誇っています。
毎年お正月には家にいる限り必ず見ています。只ひたすら走る選手の姿を見るだけなのに何が面白いのか不思議なんですが。
でも高校駅伝、箱根駅伝、実業団駅伝、と名前を覚えた選手が走るのを見るのはとても楽しいです。
話がドラマからそれてしまいました。失礼致しました。